下記の内容は,色々と試行錯誤したうち,成功したと思われる結果のみを挙げています. そのため,下記の内容通りに行っても期待される結果が得られない場合もあると思います. 従って,このページの内容については私の保証するところではありませんので,各自の責任でお願いします.
1.desktop用途を主眼におかれたディストリビューションである.
2.基本的にrootがいない/rootで作業を行わない.sudo 〜でやることを前提にしている.
3.サポート期間が明文化されている.
■ Machine spec
CPU: PIII 850MHz
VIDEO: Intel 810 (?MB)
LCD: 1024 x 768
ブートCDですんなり起動するので,デスクトップの「インストール」で開始する.
WinXPと同居するので,パーティションを設定するくらい.
後はほとんどなにもする必要無しでした.
インストールすると、日本語表示もOK.入力(SCIM-Anthy)もOKです.
Fn + F4/F3 でボリュームUp/Down,
Fn + F6/F5 で液晶輝度Up/Downできてます.
■ Machine spec
CPU: Athlon XP 2000+
VIDEO: nVidia GeForce4 MX
CRT: I/O data LCD-A173VB
解像度1280x1024で表示するために/etc/X11/xorg.confの"screen"セクションに次を追加.
HorizSync 63.5-64.5
VertRefresh 59.5-60.5
Modeline "1280x1024" 108.00 1280 1328 1576 1688 1024 1025 1028 1066 +hsync +vsync
■nVIDIAドライバの導入
以下は次を参考.
http://blog.livedoor.jp/vine_user/archives/50923258.html
あらかじめapt-lineにuniverse, multiverseを追加しておく.
$ sudo apt-get install nvidia-glx nvidia-kernel-common
/etc/X11/xorg.confを修正する.
1. "Device"セクションの Driverを "nv" → "nvidia" に変更
2. "Module"セクションの Load "dri" をコメントアウト
再起動して,nvidia-settingsを起動すればnVidiaドライバが有効になっているか分かる.
■XGLの導入
参考 https://help.ubuntu.com/community/CompositeManager/Xgl
$ sudo apt-get install xserver-xgl
/usr/bin/startxgl.shを次の内容で作成する(nVidiaでKDEの場合).
#!/bin/sh
Xgl :1 -fullscreen -ac -accel xv:fbo -accel glx:pbuffer &
DISPLAY=:1
exec startkde
実行可能にしておく.
$ sudo chmod +x /usr/bin/startxgl.sh
/usr/share/xsessions/xgl.desktopを次の内容で作成する.
[Desktop Entry]
Encoding=UTF-8
Name=Xgl
Comment=Start an Xgl Session
Exec=/usr/bin/startxgl.sh
Icon=
Type=Application
一端ログアウトすると,ログイン画面のセッションの選択にXglが表れるので,それを選んでログインする.
■Berylの導入
apt-lineに次を追加.
deb http://download.tuxfamily.org/3v1deb edgy beryl-svn
deb-src http://download.tuxfamily.org/3v1deb edgy beryl-svn
必要なコンポーネントをインストール.
$ sudo apt-get install beryl beryl-core beryl-manager beryl-plugins beryl-plugins-data beryl-plugins-nonfree beryl-settings emerald libberylsettings0 libemeraldengine0
$ sudo apt-get install emerald-themes emerald-themes-extra
次で,Berylを起動する.
$ beryl-manager
BERYL SVNのロゴが表示されず,ウィンドウ枠が無くなったようになって慌てずに.
パネルのBerylマネージャ アイコン(赤いダイヤモンドっぽい)をクリックし,ウィンドウマネージャの選択/Berylを選択すれば,ロゴ表示とともに,Berylが起動する.
とりあえずのBeryl
1. ウィンドウのタイトルバーをドラッグすると,ウィンドウが柔らかく(?)反応する.
2. ウィンドウをドラッグして画面の左右端へ持っていくと,前(次)の仮想画面へ持っていくことができる.
3. スクリーンの右上へカーソルを持っていくと,現在の仮想画面で開いているウィンドウが(縮小表示で)整列される.
任意のウィンドウをクリックすると,そのウィンドウが選択され,他のウィンドウも元の位置に戻る.
4. マウス ホイールを押下するとスクリーンが縮小される.
そのままドラッグすると立方体に張りついた仮想画面を切替えることができる.
■日本語入力をUIMに
SCIMはいろいろと面倒なので,UIMに変えてみます.
リポジトリにはあらかじめuniverse, multiverseを追加しておく.
sudo apt-get install uim uim-anthy
sudo update-alternatives --config xinput-ja_JP
で,uim-anthyを選択し,ログインしなおす.
uim-toolbar-gtkを実行すればtoolbarも出てくる.
自動実行にはいろいろ方法があると思いますが,今回はKDEのAutostartディレクトリを使ってみる.
次のようにシンボリックリンクを張る.
ln -s /usr/bin/uim-toolbar-gtk /home/user/.kde/Autostart/uim-toolbar-gtk
最初にuimを起動すると,TUT-CODE(中国語)になっているので,uimバーの一番左のボタンでAnthyを選択する.
句読点を「,」「.」に変更する.
~/.uimを作り次のように記述する(ただしeuc-jp).
ログインし直し反映させる.
(require-module "anthy")
(define ja-rk-rule
(append '(
(((",") . ()) ("," "," ","))
(((".") . ()) ("." "." "."))
)
ja-rk-rule))
■ハイバネート, etc
PCG-SRX7の場合:
特に何もする必要無し.
ログアウト メニューにもハイバネ/サスペンドが出てきます.
Power Manager右クリックでもOK.
■無線LAN
PCG-SRX7の場合:
無線LANのモジュールを認識してくれてました.
システム設定/ネットワーク/Network Interfacesでワイヤレスをenableに,
Configure InterfaceでESSID, WEP Key, Key typeなどを設定.
インターネット/Wireless Assistant(ワイヤレスLANマネージャ)を開いて接続を確認,つながった!
■NTFSのmount
インストール時にntfsパーティションを自動的に追加してくれるのですが,userから使うため,次を追加.
uid=xxxx
■ssh
ssh -i ~/xxx user@192.168.yy.yy | nkf -w -u
serverが異なる文字コードの場合 -w でUTF8に変換.
■SAMBA
http://ubuntuguide.org/wiki/Dapper#Samba_Serverを参考に.
[home]セクションのコメントを外すのも忘れずに.
smbfs でマウントする場合,kubuntuの文字セットはUTF-8なので,
iocharset=utf8
autofsの場合は,
yyy -fstype=smbfs,codepage=cp932,iocharset=utf8, /
rw,username=xxx,passwd=xxx,uid=xxx,gid=xxx ://yyy/xxx
SWATを使う場合,inetdが必要.
sudo apt-get install netkit-inetd, swat
■NFS
sudo apt-get install nfs-common
server(debian)がEUC-JP,client(dapper)がUTF-8なので文字化けです.
■amarokでmp3を鳴らすときは
リポジトリにmultiverseを追加してあると,
mp3の初回再生時に次を自動でやってくれるようになりました.
sudo apt-get install libxine-extracodecs
■リンク
オフィシャル: ubuntu /
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kubuntu