最近はアニメもTVから映画へシフトしているようで、
「宇宙ショーへようこそ」はじめ、劇場でいいアニメが見られるようになってます。
ということで見てきました。
■ 新海 誠 「星を追うこども」
第一印象は 金元寿子 が可愛かった。
ではなくて、主人公のアスナが走る走る走る、
本当によく走りますね (笑。
これまでの新海さんの作品とは、ちょっと毛色が違う感じでした。
新海色を抑えて、監督に徹したのでしょうか?
今時の「テンポの良さ」かも知れないけど、
個人的にはもうちょっとユックリなのがいいです。
恐らく、「ジブリっぽい」という評価があちこちで出てくるんだろうな。
ジブリもすっかりテンプレートとしての存在になってしまいましたね。
以前、ジブリはアニメ界のMicrosoftだと思ってましたが、
だとしたら、宮崎駿が引退しないと何も変わらないのかな。
■ 「鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星」
笑っちゃうくらい画が動いてました!
手塚治虫先生は言いました「画が動いているだけでエロティシズムを感じる」と。
アニメーションの魅力の一つは動きですよね。
「デフォルメ」もアニメの魅力のひとつ。
この作品見てると、3Dでは表現できない、人の描いた画の魅力が伝わってきます。
日本のアニメを支えているのは「技術」というより「技能」でしょう。
ドイツのマイスター制度とか参考にして、
ちゃんと人を育てて守るシステムを作って欲しいですね。
アクション映画なので、お話はまぁ、…
舞台設定も、あの作りはこうアクションするために,…
そこらへんのツッコミは無しの方向で。