砂糖壷

「言葉の魔法」というものはヤハリあるようで、
その呪いに捉えられて初めて気が付く。
私の場合それは砂糖壷に集約される。
砂糖壷と言ってもマグカップ大の100均ショップで買ったもの。
塩は普通にプラスチック容器に入れてる。
他の調味料も似たようなものだ。
母は梅干しをインスタントコーヒーの空き瓶でくれる。
父が陶芸をやっている訳でもない。
独り暮らし始めて3年、
自炊に夢中って程でもない。
砂糖は壷に入れなきゃいけない気がして、
なぜかしら落ち着かない。
母の好みか我が家ではあまり砂糖を使わない。
玉子焼きにも砂糖は入れない。
そのせいかな?
違うよねきっと。
宝石箱、みたいなものかな?


砂糖を使いきって砂糖壷を洗った記念