誰もが認めざる得ないほどの日米の開発力の差 @ファミ通.COM
本編(ゲーム開発の話)も面白かったのですが、
「近年の宮崎駿作品は、ストーリーが破綻しており、
個々の要素はおもしろくとも、
全体としては意味のわからない物語になっていることが少なくない。」
はもっともだ。
こういう「好きなので立ち直ってほしいから言い難いことも理論的に言う。」
も十把一絡げに批判と扱われ勝ちですよね。
「宮崎駿」ブランドもちゃんと批判もしてあげないと、
と思う。
なんだろう、
日本人て「細分化してその枠内で凝り固まる」のが好きなのかなと思います。
世界を閉じて、その中に埋没して集中する?
職人レベルで完結するなら、
これはいい方に働くと思う。
ただ、大きな規模になると難しいし、
うまくいっても長期的には組織の硬直化になりそう。
手塚治虫先生は
「日本人は何でもひとりでやりたがる」 @フィルムは生きている
と言ってたけど、それと同じだなぁ。
学生時代に山口昌也先生が
「分解して、それらを集めて元に戻るのがニュートン力学的アプローチ」
と言って複雑系との違いを説明してました。
このアプローチはパラダイムの変化に弱いですよね。
何だか、今日本が抱えている問題のほとんどが、
ここら辺に端を発している気がしてきた。
オチはないです。