お払い箱になった弁当箱
勤めてる工場に食堂が新築されて、
できるだけ利用しなさいと、お達しがあった。
シェフのおじさんとおばさんは、
街中の食堂を不況で引退したところをスカウトされた。
役職名が「シェフ」なのだ。
そんなわけで、お昼ご飯はいい感じ。
さて、お弁当箱どうしよう。
朝晩のお皿に使ってみたが、ちょっと大きい。
クッキーを入れると小さくて、フタができない。
こうしてみると中途半端なサイズなのかな?
融通が効かないところは私のようだ。
きのうの夜は部屋飲みで、
そんな話をナオちゃんにしたら、
漬物でも入れときなさいと一蹴された。
さすが女子サッカーの監督だ。
朝はコーヒー片手に宴の後始末。
冷蔵庫の上にお弁当箱がひとりボッチ。
持ってみると片手にズッシリ。
フタを取るとアメちゃんギッシリ。
ナオちゃんやるな。
男勝りにみえて、なかなか女子力は高い。
世の男性も見る目がないな、
あんないい娘がフリーだなんて。
ついでに私もフリーなのにね。
お弁当箱2号の再利用法を考えてた記念
なかなか難しい