「名前に騙された」というのはツカミで、
実際、書籍に関して私にはそういう覚えがほとんどありません。
閑話休題。
「名前で損をしている本」というのが本題です。
あくまで私の主観ですが、
タイトルがもうちょっと違えば、もっと早く手にしたのに。
という本はけっこうあります。
最近読んだ中から、
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水沢 あきと 不思議系上司の攻略法 3 ISBN 978-4-04-886254-7 2011.12 [ bk1 / amazon ] |
好き嫌いせずに何でも読んでみよう、の一環で読んでみた。
(いい意味で)普通に面白かった。
「萌え」みたいな要素は味付け程度で、
一般的な大人でも嫌味にならないくらいだと思う。
どの出版社も世代が上がってくる「ラノベ」読者を取り込もうと一所懸命。
そういう流れでこういうタイトルになったんだろうな。
わたし的には、それが逆に作用した感じ?
実際、ラノベはあんまり読まないなぁ。
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永嶋 恵美 あなたの恋人、強奪します。 ISBN 978-4-19-893259-6 2010.11 [ bk1 / amazon |
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永嶋 恵美 別れの夜には猫がいる ISBN 978-4-19-893421-7 2011.8 [ bk1 / amazon |
タイトルから半村良「女たちは泥棒」みたいなのを想像してた。
これは私の勝手な勘違い(笑。
お話の流れは軽く軽快ですが、
決して物足りなくはない。
よく考えてみると(女性にとって)シリアスなことを、
うまいこと切り抜けて(男性にとって)読みやすくなっているような気がする。
本も沢山出しているので、
どんどん読みたくなりました。