良い料理(の本)

拓さんの画とお話が好きで「めくりめくる」とか読んでます。
絵は口ほどにものをいい。
閑話休題、
同人誌で「リア充ごはん」を出されているのは知ってたのですが、手を出そうかどうしようか迷ってるうちに忘れる、といういつもの状況にありました。
がしかし、一般の書籍として刊行されると知り買ってみました。

COSMIC FORGE, 拓
リア充ごはん
ISBN 978-4-8470-9145-2
[ honto / amazon / 国会図書館サーチ ]

失礼ながら、料理の入門書として意外に良かったです!
コラムがなかなか素敵です。
「…まず最後までレシピ通りに作ってみましょう。
…アレンジするなら必ず2回目以降から、まずはベースの味を知ってから、自分の好みに調味料や具材を足していきましょう。…」
私は寡聞にして知らないだけなのでしょうが、こういうことをきちんと書いてある料理の本をあまり見ないです。
でも、こういうことこそ初心者・入門時に必要なことではないかと。
「いざ必要な時にみりんがなかったら、砂糖と酒で代用が可能です。
…このメニューにしかみりんを使う予定がないなら、買わなくてもいいかも?」
こういう知恵・経験って日常の料理では大切ですよね。
いざとなれば代用できる・アレンジできるという頭の柔軟さも必要。
「おいしくなるお米の研ぎ方・炊き方
…ひと手間省いて無洗米?」
普通のお米の研ぎ方を紹介してますが、無洗米も選択肢として取り上げています。
最近は “お米を研ぐ” ではなく “お米を洗う” という方が普通なのかな?
「こくまろ牛すじカレー
…隠し味:インスタント コーヒー…」
その他カレーの隠し味が紹介されています。
しかし、隠し味の定番といえば “しょうゆ” だと思っていたのですが、もう古いのかな?
「揃えておきたいキッチンウェアをチェック!」
計量スプーン・はかりは25年間使ったこと無い…
包丁は魚用のスチール製もある。