酒と私 (嘘)

不本意ながら私は「酒飲み」だと思われることがままあった。
実際のところ酒は強い方ではないし、飲んでも日本酒で3〜4合くらいだ。
学生時代は周りの先輩・先生方が大方一升飲みだったので、そんな私が酒飲みと言われるのは恐縮至極。
とは言いながら、お酒が好きは好きでした。
さて、ここからが長い。
いわゆる「お酒好き」と言われる人たちにも色々なタイプがある。
まず「(酒を飲んで)騒ぐのが好き」な人たち。
安いお酒で楽しむならそれはそれでいいが、そういう場ではいいお酒はむしろ飲みたくない。
次に「(ご飯を)食べながら飲む」人たち。
こういう時はお酒の種類を選ぶのが難しい。
食べ物にお酒を合わせるか、お酒に食べ物を合わせるか?
意外な発見がある反面、がっかりも少なくない。
最後にやっと「食べないで飲む」人。
本当にお酒を味わうなら、これなんだろうな。
口休み程度のアテでチビチビ飲む、ひたすら飲む、半日くらい飲む。
そういえば、最近はじっくりお酒を飲んでいないなぁ。
とかそんな事を考えながら読んだのが次の本でした。

新久千映
ワカコ酒
ISBN 978-4-19-980145-7
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