radiko.jpのonDemand化

前置き:
私のネット環境はちょっと普通と違って2つのエリアのラジオを聴くことができます。
iPhoneでは住んでいる石川エリア、
PC(フレッツ光)では富山エリアです。
そもそも富山に住んでいた時にプロバイダと固定IP接続の契約をして、後に石川に越してきました。
toyamaの文字が入ったホスト名を(結果的に)維持しています。
radikoの地域判別の実装がどのようなものかは知らないのですが、google等でも地域を「富山」と仮定した情報が出てくるので、そんなオカシナことはしていないのでしょう。
一方iPhoneでは3Gで地域を認識したのか、普通に石川の放送が聴けます。
これまで、radikoはほとんどiPhoneで聴いていたので、特に問題ありませんでした。
実践:
では、onDemand化してみましょう。
超!A&Gの時と同じく次を参考にさせていただきました。
http://wiki.sarami.info/index.php?GetRadiko2.sh
スクリプトをそのまま活かして使わせて頂きます。
Debian Wheezyではswfextractとxmllintが必要なのでインストールします。
xmllintは次でインストール。
> sudo apt-get install libxml2-utils
swfextractは次を使用。
http://www.swftools.org/swftools-0.9.2.tar.gz
ダウンロードして展開し、
> ./configure
すると、
ERROR:
You need zlib to compile swftools
synapticでzlibを見てみるとzlib1gはインストール済みなので、zlib1g-devに必要なものがあるっぽい。
なので、インストール。
> sudo apt-get install zlib1g-dev
再び
> ./configure
> make
> sudo make install
これで準備はOK。
放送局、エリアコードは次のリストにあった。
http://www.dcc-jpl.com/foltia/wiki/radikomemo
エリアコード
富山: JP16
石川: JP17
チャンネルは次で取得できる。
http://radiko.jp/v2/station/list/${エリアコード}.xml
チャンネル コード 共通:
RN1 ラジオNIKKEI第1
RN2 ラジオNIKKEI第2
HOUSOU-DAIGAKU 放送大学
チャンネル コード JP16:
KNB KNBラジオ
FMTOYAMA FMとやま
チャンネル コード JP17:
MRO MRO北陸放送ラジオ
HELLOFIVE エフエム石川
テスト〜
> saveradiko.sh test 5 KNB
これで録音できました。
もちろんフレッツ光では石川(JP17)の放送局は聴けません/録音できません。

超!A&G onDemand化

超!A&G http://www.agqr.jp/ をよく聴いています。
リピート放送もあるのですが、拘束時間帯が決まってしまうのでその点が不便、
onDemandサービスのAG-ONもあるけれど、番組が限られていて一部は有料〜。
なので、自前onDemand化を考えてみます。
なお、前提として私の個人的な視聴を目的としています。
これらのコンテンツはもちろん著作権フリーではありません。
法的な問題を起こさないことはもちろん、クリエイターや製作関係諸氏の不利益や、結果的にデジタル ラジオ界隈の衰退を招くような行為がないようにと考えております。
では技術的な話へ進みます。
以前ちょっとgoogleった時に、超!A&Gがswfで配信されているということは知っていました。
次のURLを直接browserで開くと視聴できますね。
http://www.uniqueradio.jp/agplayerf/LIVEPlayer-HD0318.swf
特にDRMなどなく、技術的にこったことも必要ありません。
こういうオープンなシステムが一般的になるためにも、違法な配信など製作者側が困ることが無いようにしたいです。
それをどのように記録するか?ということ。
次が参考になりました。
http://wiki.sarami.info/index.php?GetAG.sh
スクリプトの中身を眺めてみると、ストリームを記録するには最低限rtmpdumpが必要ですね。
私はDebian Wheezyを使っているので次でインストール。
> sudo apt-get install rtmpdump
上記スクリプトの必要な部分のみを取り出してテストしてみるとOK。
後はこれを自動的に実行すると。
週に数番組聴いているので、
1. 30分毎にcronで管理スクリプトを起動
2. 目的の番組の開始タイミングであれば録画スクリプトを開始
のような処理をすればいいかな?

追悼 天野祐吉さん

ラジオ、コラム、そして広告批評でよく目にした天野祐吉さん、
先月(2013年10月20日)に亡くなられたのをニュースで知ってから、自分もどこかで書いておかないと、と思ってました。
私が天野さんのことを初めて意識したのは80年代の後半ころ。
広告代理店の利潤を諸外国のGNPと比較し、
電通や博報堂のそれが、ブラジルなどに匹敵するものだということでした。
利潤だったか資本金だったかとか、詳細はうろ覚えですが、
広告が如何に大きな存在であるかということを初めて知りました。
当時はバブルのピークで、いけいけドンドンな時代。
そんな中でネガティブではない批判をされている方だなぁと思いました。
東北大震災後に、一番気になっているのが「あの頃をもう一度」という声です。
復興の持つ意味が「高度経済成長をもう一度」や、
「(明治以降の)一等国への仲間入り」に聞こえてしょうがない。
目先の目標をちょっとずらして、何もなかったかのような安易な安定を求めようという空気。
反省をしないで問題に蓋をして忘れてしまう流れ。
こういう時代にこそ、いい野次を飛ばしてくれる人ではないかなぁ。
最後になりましたが、ご冥福をお祈りいたします。
天野祐吉作業室
天野祐吉 @wiki

よしんば、Rebellion lineがひかれたとしても

そういえば「よしんば」っていう言葉は普段使われないなぁ。
ひだまりラジオ×ハニカム #12 (ゲスト:新谷良子さん)を聴いていて、そう思いました。
文語ではけっこうよく目にすると思うけど、話していて耳から入ってくることはあまりない。
ひだまりラジオ @Lantis ネットラジオ
恐らく私は同年代と比べても言語感覚が幾分古いせいもあり、ラジオを聴いての反応も普通とちょっと違っている気がする。
なんてことを思いました。
リベリオン ラインは
THE IDOLM@STER STATION!!+ 9月23日配信分 @AG-ON
より。
「声優ラジオの時間 NEXT GENERATION」で伊福部崇さんの記事にもありましたが、沼倉愛美さんのラジオ感覚(?)って聴いていて面白いよね。
声優さんのラジオが面白いことの理由の一つに、声優独特の言語感覚があると思います。
アナウンサーやキャスターも言葉に対するこだわりがあると思うのですが、割と日常語より。
一方、声優はアニメだとファンタジーなど非日常的な言葉に絡むこともあるよね。
そんな所があるためだと思うのですが、声優さんの言葉のチョイスってちょっと面白い。
時々、はっとするような言葉が出てきたりする。
私の日常ではあまり出会えない言葉がうれしいなぁ。

ラジオの時間

Webラジオを聴くようになって1年余り、一番聴いているのは阿澄佳奈さんのラジオです。
阿澄さん、ご自身もラジオ好き(聴くのもやるのも)と言われていますが、ほとんど途切れることなく常にラジオ番組をやっていますね。
で、阿澄さんのオシャベリのどこが好きなのかというと、よく分かりません。
とはいえ、一つ気が付いたのは「ニュートラル」に感じるんですね。
もうちょっと言うとギアがニュートラルに入っている、というような?
なんてことを考えていたら、次のムックにもそんな記述が、

声優ラジオの時間 NEXT SEASON
ISBN 978-4-86298-098-4
[ honto / amazon / 国会図書館サーチ ]

p.105 の長田さんの記述に
「確かに趣味はあまりなかったりしますが(笑)。それを言い換えるなら器のデカさではないかと。普通の感覚ってあるじゃないですか。…阿澄さんは自分の好みで偏ったりせずに、…」
なるほどなぁ、とか思ったりしました。
ちなみにこの長田さん、私がWebラジオを聴き始めたYAMAKING!!のディレクター・構成作家でもあるんですね。

涙、うそうそ

夏川りみさんの「涙そうそう」
好きで、CD買ってよく聴いてます、もう10年以上たちますね。
よくカバーされているようで、ちょくちょく耳に入ります。
先日聞いていたネットラジオ「THE IDOLM@STER STATION!!+」
(AG-ON でも聞けます。)
で流れていたのが沼倉愛美さんが歌ってるものでした。

THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2 -FIRST SEASON- 02
我那覇響(沼倉愛美)
JAN 4-988001-387602
[ amazon ]

この方のラジオでのオシャベリが好きで、割とよく聴いているのですが、
恥ずかしながら楽曲をちゃんと聴いたのは初めてです。
なんだろう?好きなんですよ。
沼倉さんの感情の載せ方?ちょっと低い(?)声なのかなぁ。
しばらく何度も聴いてみます。

RoD

考えてみると、色んな問題に共通の原因がある場合もあります。
・日本の音楽配信ではiTunesが一人勝ち?
・日本で電子書籍がなかなか普及しない
・映像系のオンデマンド配信がなかなか普及しない
これら全て、縦割りから横割りにすれば良いって話ですよね。
例えば、電子書籍でいえば求められているのは「書店の替り」になるようなサービスではないでしょうか?
サービス毎に、あの本はここでは買える/買えない、とかやっている状態では何とも。
せめて、どのサービスのものでも読めるアプリを出してくれないと煩雑すぎる。
こんな状態だから、近い将来にサービスの統廃合があるだろうな。
と思うから電子書籍のサービスには手を出しづらいですよね。
リーダーアプリの使用感なんてのはほぼ横並びで、どうでもいいと私は思うのですが。
こんな前提で成功しているなと感じるのがニコニコです。
公式チャンネル/非公式とさまざまなコンテンツがありますが、私はこれをオンデマンド サービスとして使っているのですね。
もとより地方在住なのでTV局が少なく、アニメはもっぱらニコニコ チャンネルで見てます。
こちらでTV放映していても夜中の番組はニコニコで見ることが多い。
そして、最近一番利用しているのがラジオです。
東京ローカル・大阪ローカルでやっている番組を聞くことができる。
ネットでストリーミング配信しているものも好きな時間に聞ける。
なにより過去の番組をさかのぼって聞くことができます。
非公式なコンテンツについてはグレーなものもあります。
例えばネット配信されたラジオ番組を見てみると、申立てによって削除されるコンテンツもありますが、そうでないものもある。
その差異が微妙な部分もあり、あえて申立てしていないのでは?、と思われる場合もあります。
この点についてはあくまで主観ですし、昨年の改正著作権法によりアウトな部分が多くなったので、注意しないとね。
Radio on Demandをよく使っているよ、というお話でした。

この世の正義は半熟卵だよ

by 豊崎愛生, おやすみラジオ 2013. 6.20
閑話休題
先日、とある宅配の出荷状況を見ていたら、
工場出荷済 & 輸送中 (In Transit from Planet)
気が付かないうちに人類の版図は広がっていたのだなぁ、
と感慨にふけるわけもなく…
Planet → Plant でした (笑。

DLNA サーバ

webラジオを聴くようになり、iPhone (4S, 32GB)も窮屈になってきました。
音楽はけっこうFireFly (mt-daapd)で聴くようになってるのですが、ここらで動画とか電子書籍(PDF)とかも移行する準備をはじめようかと。
手始めに、なんだかんだで対応のハード・ソフトも増えているようなDLNAで遊んでみます。
どうやらOpen SourceではMediaTombがメジャーらしい。
とりあえず、次の組み合わせで試してみる。
サーバ:MediaTomb
MediaTomb – Free UPnP MediaServer 公式
クライアント:AirPlayer
AirPlayer @iTunes プレビュー
■MediaTomb
debian 6のサーバにインストール。
> sudo apt-get install mediatomb
Webアクセスのポートは49152
アクセスすると、”MediaTomb UI is disabled. Check your configuration.”
設定ファイルをいじる。
> sudo vi /etc/mediatomb/config.xml
次のパラメータを変更
ui enabled=”no” → “yes”
ついでにアカウントを設定。
account user=”xxx” password=”yyy”
再度:49152にアクセスすると設定画面にログインできる。
簡単ですね。
とにかくメディアを追加していけばいいと。
■AirPlayer
こちらは説明の必要もないかも。
今のところ特に問題もなく使えています。

「うろんにらくがき」によくある光景

ポニ越さん → ポニ倉さん → 「初ラジ」
激おこぷんぷん丸 → 「おいちゃん、みさをの新番組」
ははーん。
最近webラジオよく聴いているんですよ。
■追記
「ぬーさん・はやみんの裏番組」とか始まらないかなぁ?
■追記:2013. 4.11
三つ編みの宮越さん → 三越さん!?