よく行く書店の一つに「ブック宮丸」にちょっと異変が?
金沢北店(諸江町), 笠市店・コミックハウス(安江町)が閉じていて、
「6月1日より改修…」の張り紙がはってありました。
普通こういうのは「○月○日まで」と期日がきってあると思うので、もしや?
一番近所の金沢南店(八日市町)は通常営業しているので倒産とかではないと思います。
でも、金沢の書店がまた少し減ってしまうのかと心配です。
調べてみたら「うつのみや」も今は8店舗しかなかった。
繁盛しているのは富山(文苑堂, 明文堂, 中田)・福井(勝木, )の書店ばかり。
女の子の頭皮の匂いを一日中かいでたい
「女の子の髪の匂いを一日中かいでたい」をWebラジオで聴いたんです。
歌詞はほとんどタイトルのとおり (w
で最初はコミックソングだと笑って聴いていたのですが、
じっくり聴いてみるとラブソングなんですね。
そんなこんなでアルバム買いました。
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鷲崎健 「I Love You」のある世界 アトミックモンキーレーベル 2012. 5 [ honto / amazon ] |
でも聴いていて、
私は「髪」よりも「頭皮」だなぁと思った。
探したらあったよ。
「ハイ&ハイ」より (c)秋★枝
下の短篇集に収録されてます。
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秋★枝 伊藤さん : 秋★枝短編集 メディアファクトリー 2009.12 ISBN 978-4-8401-2956-5 [ honto / amazon / 国会図書館サーチ ] |
The Little Mermaid
映画館で見た一番古い記憶が「東映まんが祭り」の人魚姫です。
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Hans Christian Andersen 著,L.W.Kingsland 訳 Hans Andersen’s Fairy Tales ISBN 0-19-281699-3 [ honto / amazon / 国会図書館サーチ ] |
先日聴いた “幻実アイソーポス” にもThe Little Mermaidをモチーフにした曲・PVがあって、
Official: sasakure.UK – Little Cry of The Abyss feat. Asako Toki
iTunes: music-video
閑話休題:
久しぶりにJR金沢駅の書店で立ち読みしていたら、
ある作家さんが強く推しているThe Little Mermaidのバレエがあるらしい。
John Neumeier (wiki) 振り付けで前衛的らしいが、
その作家さん曰く原作をよく酌んでおり、某ディズニー作品で腹がたった(?)のを忘れるくらいらしい。
ということでネットで注文して、届くのを待っているところです。
amazonではDVDのRegion code 1の版しかなかったので、hontoのRegion All版を注文。
どちらにしても日本語字幕はないし、バレエ見るのは初めてだけど…
なんとかなるでしょう。
bk1 to honto
電子書籍で遊んでみる
hontoで電子書籍を買ってみた。
電子書籍はPDF以外では初めてなのでhontoの要点をまとめてみる。
・フォーマットはXMDF (@wiki)
・ビューア(readerアプリ、無料)が必須
・DRMは機器(アプリが端末登録する)に紐付けされる
・購入後1年間ダウンロードは何度でもできる
当然のようにlinux用ビューアがないため、閲覧はおろかダウンロードもできない。
実際に使う用途を考え、iPhoneでアプリ(honto book、無料)をダウンロードし、
iPhone上で書籍を購入した。
こんな感じ。
読みにくくはないが、個人的には文字のサイズはもう少し小さいほうが好き。
ページ番号がないのはちょっと不安。
そこらへんの細かな設定はできないらしいが、
それがアプリの問題かXMDFの問題かは調べてない。
1時間ほどディーラーで待っている間に読んでみたが、
昼間で明るい環境だとそんなに違和感はなかった。
暗いところで読むと眼が疲れそうだけど、試してみよう。
慣れもあるだろうが、紙の本の方が格段に読みやすい。
発展途上なので、時々遊んでみよう、
というのが現状での私の感想です。
参考:eReading Maniacs――「電読」の楽しみ(4):「電子書籍」サービスは収束する @ITMedia
出典は忘れたが、電子書籍やデジタル配信の問題点は
「個人認証に基づくDRM」が存在しないこと。
機器縛り、サービス縛りは長期的な使用に耐えないので、
ユーザは紙の本から乗り換えるのを躊躇してしまう。
完璧なDRMなど不可能だか、
「個人認証に基づくDRM」を策定するか、iTunesのようにDRMフリーにしないと、
電子書籍は紙の本を置き換えられない。
それとも、電子書籍を短期的に「読み捨てるの」が主流になるのかな?
個人的にそれはそれで気持ち悪い。
ちなみに買ったのは次の本。
あくまで私の場合ですが「東北地方太平洋沖地震(3.11)」後の色んなモヤモヤを整理する指針になった。
もちろん、それを取り払う・解決してくれるわけではないですが。
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内山 節 文明の災禍 ISBN 978-4-10-610437-4 [ honto / amazon ] |
ブックリスト
書影を自前で用意するようにしたので、
リンクを自動生成するバッチを作ってみた。
ファイル名はISBN.jpgにしてある。
DIR=”${HOME}/public_html/images/book/”
OUT=”${HOME}/public_html/images/books.html”
# clear output file
echo “” > ${OUT}
for FILENAME in `ls ${DIR}` ; do
ISBN=`echo ${FILENAME} | awk ‘{print substr($0,0,length($0)-3);}’`
echo “ISBN: ${ISBN}”
echo “” >> ${OUT}
echo “<table>” >> ${OUT}
echo ” <tr>” >> ${OUT}
echo ” <td><img src=\”http://riverotter.xsrv.jp/images/book/${ISBN}.jpg\” height=\”160\”></td>” >> ${OUT}
echo ” <td valign=\”top\”>ISBN ${ISBN}<br />” >> ${OUT}
echo “[ <a href=\”http://honto.jp/netstore/search_10${ISBN}.html?srchf=1\”>honto</a> / <a href=\”http://www.amazon.co.jp/s/url=search-alias%3Daps&field-keywords=${ISBN}\”>amazon</a> ]</td>” >> ${OUT}
echo ” </tr>” >> ${OUT}
echo “</table>” >> ${OUT}
done
→ 結果
honto
※ 画像と文章は関係ありません。
ネット本屋 bk1 が honto になりました。
bk1、電子書籍hon-to、一部有名書店のサービスと統合したらしい?
以下は私の個人的な感想です。
メリットは
・書籍に関するサービスはbk1と同じで、メール便がデフォルト。
・スマホで使いやすくなった。
iアプリはないけどブラウザで普通に使える。
bk1はiアプリがあったけど、PCとは別アカウントという残念だった。
デメリットは
・MARUZEN、ジュンク堂、文教堂は北陸三県にない。
MARUZENとジュンク堂は金沢から撤退している…
・電子書籍はまだ規格が安定しない。
個人的に電子書籍に積極的に移行する動機がない。
iTunes Music Store のようなサービスが始まるとか目玉があれば、もうちょっと変わったかも。
数年後にまた再編成ある気がするなぁ。
e-honと統合するとか?
料理は娯楽
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オカヤ イヅミ すきまめし [ bk1 / amazon |
久々に「腑に落ちた」感じ。
これまで料理関係のマンガや小説は今一私にはピンときませんでした。
でも、これを読んで納得。
「料理は娯楽」
家庭で皆の料理を作っている主婦の方々には申し訳ないですが、
一人暮らしの料理って娯楽だと思います。
・本当に疲れていたりヤル気が無いときには外食や、コンビニで済ませる。
・8割方は何かしら「適当に」作って食べている。
・たまに気が向くと、手の込んだものも作ってみる。
私は音楽かけながら(歌いながら)手を動かしているのが心地いいです。
実家の近くだけど両親と一緒に住まないのは、
物理的に狭くて無理なのもあるけど、
自分で料理作れないとイヤだなという思いもある。
日本人はなぜカワウソにだまされなくなったのか
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内山 節 日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか 講談社現代新書 [ bk1 / amazon |
読んだ動機は、カワウソ絡み。
少なくとも金沢近辺ではキツネやタヌキと同列にカワウソも人を化かしていてた。
それはいわゆる妖怪の範疇には入っていない。
著者は1965年頃を境に「キツネにだまされる」話が発生しなくなったと始めている。
そして、それが現在では「未開な迷信」へと転じられ、だまされることを知性で理解できなくなってしまった過程を説明している。
本著は歴史哲学の視点から考察している。
そのため、残念ながら都市伝説(少なくとも江戸には存在していたろう)との関係や、家庭内での伝承過程については触れられていない。
その点については寡聞にしてまとまった研究が無いようなのでしようがない。
私が思っていたより急速にその変化(史観の転換)は起こっていたようだ。
一方で、母が「カブソに化かされる」話を聞いて育ったことにも納得がいった。
話は違うが、常々思っていた日本人の近代史観、
・東北地方太平洋沖地震後も相変わらずの「右上がり神話」
・明治以降の反省をしない日本人
・明治維新や日中戦争〜太平洋戦争で失われたものが省みられない
などの事柄が歴史哲学の側面から整然と説明されている。
これは正直スッキリした。
無批判な近代化(欧米化)によって、場当たり的な歴史観に乗った単純な知性偏重が日本の迷走そのものだ。
ダーウィニズム以降の歴史観の閉塞感についても興味があったが、これは本著の範疇ではないだろう。
意外に意外な〇〇の行方
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似鳥 鶏 (twitter) 午後からはワニ日和 [ bk1 / amazon |
しかし、最近本当にスカイエマさんの表紙が多いな!
http://emma-sky.com/
閑話休題。
似鳥 鶏さんたら、まぁ文春でもお書きになってたのね。
しかも飼育員ものとは、最近の私の好物ですよ。
やはり、動物園・水族館は裏が楽しそう!
そして臭そう!
私はけっこう何でも臭いを嗅ぐのですが、
(小さい頃はこれでよく叱られた。)
むしろ鈍感なようです。
動物臭いはあまり感じません。
魚ばっかり食べるけど、魚臭いというのが分からないし、
山へ入って青臭いのも嫌いじゃない。
料理番組で「○○で××の臭みを消す」を見ると、
それは風味を消してんじゃないの!
とツッコむこともしばしば。
どこかズレているのかしら?
閑話休題。
意外な恋(?)の行方がエッセンス。
おかしいなぁ、別冊文藝春秋は時々目を通しているはずなのに。