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岩岡 ヒサエ 土星マンション ISBN 978-4-09-188556-2 2011.9 |
無事、完結しました「土星マンション」。
なんだか、だんだん怖い展開になってきて、
6巻くらいはホラーでした(笑。
冗談はさておいて、
無事に地表へ降りられて良かったです。
私的に佐知さんが好きだったので、幸せになって嬉しいです。
でもサチって苗字だから、名前は何だったんだろう?
そんなこんなですが、世代船 は、やはり未来へ向かう船でした。
めでたし、めでたし。
自転車、カワウソ、自炊、時々PC
これはステキな恋なの、きっと。
から半年余り、新刊出ましたね。
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恋に鳴る 1 山名沢湖 ISBN 978-4-8322-5004-8 2011.9 Sawako Namana, A sound of love becomes one love, vol.1 [ bk1 / amazon |
やっぱり皆ミルフィーユをうまく食べられないんだね。
私だけでなくて安心したよ!
ミシンの勢いってよくわかる。
小さいころ母が内職でミシンやっていました。
足こぎなのでギッタン、バッコンでしたが、
歳がバレますね(笑。
静岡名物の「カレーラムネ」飲んでみたい。
勝手ながら、
色々と読んだ中では私の妄想に最も近いベクトルを探すと、
山名沢湖さんではないかと思います。
さすがに妄想レベルは遠く及びませんが。
でもやっぱり安心?
「読書欲」とは別に「書店欲」というのがあって、
休みになると書店巡りをします。
それは「図書館欲」ともやはり違って、
新刊の匂いを嗅ぎに行くとでもいうのでしょうか。
主に平台を眺めるのが楽しいわけです。
平台というのは、本棚の前に配置してある低い台で、
表紙が見えるように本を並べてあるアレですね。
最近は出版社が作っているポップをそのまま使っているところも多く、
書店員さんの手作りポップも少なくなりましたが、
それでも書店ごとに違う品揃えを覗きに行くのは楽しいものです。
金曜日に明文堂 金沢野々市店で文庫本を買ってきました。
この本屋さん朝は9時からやっているのが嬉しいです。
個人的には本屋やスーパーは深夜営業より朝早い方がいいなぁ。
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平台がおまちかね / The Files of Meirin Publishing 大崎 梢 / Kozue Ohsaki twitter ISBN 978-4-488-48704-1 2011.9 [ bk1 / amazon |
「配達あかずきん」とは別のシリーズだったんですね。
私は発行日に無頓着で、2ヶ月ほど前(?)から探していました。
忘れた頃に、出ていました(笑。
しまった。
これは「覚書・ネタ」で出すネタだった。
先日、明文堂富山新庄経堂店でマンガを買ったのですが、
そのオビの話。
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見かけの二重星 つばな twitter ISBN 78-4-06-376104-7 2011.9 [ bk1 / amazon |
この本のオビが、
「22世紀に残したい作品。」
なんて気が早い、と思いましたが、
気になって調べてみたら、
自分の日記でも書いていた。
こんなんなのか! 2002年12月24日
また賛否両論出るんだろうなぁ、
それも含めて話題になるんだろうけど。
まぁ、細かいことは置いておいて、私は好きです。
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少女不十分 西尾 維新 ISBN 978-4-06-182800-1 2011.9 [ bk1 / amazon |
最初はくどくどした文章にちょっとうんざり気味で、
エンジンがかかるまで時間がかかりました。
3日目くらいに、これは、
「結婚の報告を単行本の形でするのか?」
とか勘ぐりました。
ある意味、これは間違いではなかったかも(笑。
最後まで読んで、パズルのラストピースがはまる、
という感じでした。
そうですね、忘れてましたが西尾維新さんはミステリの人でした。
内容については、
ある意味総まとめで、
ある意味新機軸で、
ある意味、それらを全部裏切ってくれました(と思う。
なにかといって「少女」をフィーチャーすることへのアンチテーゼに、
なっているというのは言い過ぎかな?
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山川 賢一 成熟という檻 ISBN 978-4-87376-374-3 2011.8 [ bk1 / amazon |
いやー、面白かった。
読み応えがありました。
TVのバラエティー番組が取り上げ、
「今の若いもんは…」
と安心するような話ではないです。
アニメで話が閉じていない。
普通に実写映画や文学作品を取り上げて論評してます。
当たり前のことをやるのは難しいですよね。
「はじめに」からよかった。
現時代・現代文化の特異性に全てを帰着させるような昨今の見方を批判しています。
特に東北地震からこっち、こういう報道がTVで溢れていて辟易していたよ。
肝心の中身については長くなるのでここでは触れませんが、
しごく真っ当な論理展開で、普通に読める。
SFをはじめ、Jホラー、ゾンビ、ドラキュラ等、
こういう見方もあるのか、というのも面白い。
本編見なくても、この本だけ読んでも面白いと思う。
他にも書きたいことがあるけど、改めて。
大学の一般教養の英語の時間に、
日本語の「…した」というのは完了相というもので、
英語の過去形とはそもそもシステムが違う。
と先生が言っていた。
なるほど、それなら未来完了があっても不思議じゃない。
というのが20数年前で、
時々思い出しては日本語文法の本をあさってみるのだけど、
なかなかそれらしい(?)本に出会いません。
とりあえず網羅的な本から入ってみよう、
と買ったのがこの本です。
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はじめて読む日本語の歴史 沖森 卓也著 ISBN 978-4-86064-255-6 2010.3 [ bk1 / amazon |
やまとことば では「ラ」が語頭にこないことは知ってましたが、
それがアルタイ語族の特徴だったり。
フィンランド語はフィン・ウゴル語族だから、
アルタイ語系の日本語とも共通点があるのかな?と思ってましたが(素人考え)、
母音調和はウラル語族、アルタイ語族にみられる特徴で、
単に「子音+母音」ではなくて…
おお、そんな繋がりがあったとは。
時代順に整理されていて面白い。
まだ最初の「奈良時代まで」の途中ですが。