Topic 6: Linux へ至る道 (Red Hat 6.2J) |
いろいろと思うところがあって unix を使うことにしました. 以前,Vividy Note VN575ST(EPSON)に FreeBSD 2.2.6-RELEASED を載せて samba / CAP をしばらく動かしていました. しかし,2年もたつと,ほとんど忘れています(笑). ということでほぼ初心者のLinux インストール覚書です.
Win98とWin2000のデュアルブートだったところへ,System Commander2000をインストールし,Win98を削除しました. Fat32の領域を100MByte残し,残り1.8GByteをLinux用にパーティショニング(swapを含む).
Vine Linux(フリー版) をインストールしたのですが,なぜか再起動後にLILOが動きません.
ここで数回インストールを繰り返し,LILOを入れる先を変更したりしたのですが,とうとう linux は再起動せず,断念.
ちなみにC1はフロッピーがUSBなため,起動ディスクさえ作成できませんでした.
というわけで,買ってきたのが Red Hat Linux 6.2J デラックス版です. 数あるディストリビューションの中から,これを選んだ理由は「何となく」です. まぁ,とにかくやってみることにしました.
とりあえず,インストールでは画面サイズが "640x480" と非常に狭くて寂しいので "1024x480" に変更します.
(インストールされていた)「gedit」で "/etc/X11/XF86Config" の該当部分を次のように書き換えます.
Section "Monitor"
Identifier "LCD pannel 1024x480"
VendorName "Unkonwn"
ModelName "Unknown"
HorizSync 20-64
VertRefresh 50-100
Modeline "1024x480" 65 1024 1032 1176 1344
480 491 493 525 -hsync -vsync
EndSection
Section "Device"
Identifier "NeoMagic (laptop/note)"
Chipset "NM2200"
VideoRam 2560
Option "override_validate_mode"
EndSection
Section "Screen"
Driver "SVGA"
Device "NeoMagic (laptop/note)"
Monitor "LCD pannel 1024x480"
Subsection "Display"
Depth 16
Modes "1024x480"
EndSubsection
EndSection
ログインしなおせば,設定が反映されます.
ここまで,rootでログインしていますが,そうするとGNOMEがうるさいのでユーザ(foo)を作ります. GUIでもできるのでしょうが,ここでは,昔 FreeBSD でやった方法そのままに行いました.
LANカード(TDK LAK-CD021AX)は既に認識されているので,ネットワークの設定だけです.ここでは,職場と家で使用するため,DHCPに設定しました.
サウンドは Sound Blaster Pro 互換で設定します. 「su」でrootになり,「sndcfg」を起動し設定を行います. 設定値は次の通り.
Card Type Sound Blaster Pro I/O PORT 0x220 IRQ 5 DMA 1
Windowsとのデータ交換のため,パーティションをマウントします. Windows2000のデータ用パーティション(FAT32)は "/hda6" になっているので,次のようにマウントします.
/dev/hda6 /mnt/win vfat defaults 0 0
これで,マウントされたパーティションを利用できるようになりました.
ただし,SHIFT-JISのファイル名,ディレクトリ名は文字化けしています.
これにはカーネルをいじらないといけないようです.
ここで,xMMSを使ってFAT32にあるmp3ファイルを再生してみました. あたりまえですが,ちゃんと再生されました.
sleep 10 ; xwd -root -out hoge.xwdでスクリ−ンショットが取れました.ただし,このフォーマット(xwd)は不便なので変換します. 「エレクトリック アイズ」で開き,右クリック / 名前を付けて保存 / "tif" で保存. そしてできたのが下の画像です.
これが現在のデスクトップです.まだ設定変更を繰り返している状態.
今の不満は「フォント」,小さく表示すると潰れてしまうので,非常に見づらいです.
ただ,現状ではXFree86 - GNOME - Enlightmentの境界/区別が分からず,どこでどのようにフォントを変更できるのかさっぱりです.
試しにgimpをインストール.
rpmファイルを右クリックで開く.
そして,(suで)パスワードを入力.
簡単ですね.
もしくは
rpm -Uvh xxxx
CD-ROMのデバイスが "hdc" であることが判明.
したがって,suで
mount -t iso9660 /dev/hdc /mnt/cdrom
でマウントok.
毎回これでは面倒なので,root で "/etc/fstab" の該当部分を次のように変更.
/dev/hdc /mnt/cdrom iso9660 user,noauto,ro 0 0
これで,root ではデスクトップのアイコン(シンボリックリンク?)でCD-ROMのマウント/アンマウント/イジェクトが可能になる.
また, user としたので,root のCD-ROMアイコンをユーザ foo のデスクトップにコピーしてやれば,foo でもCD-ROMのマウント/アンマウントが可能になる.
ちなみにアイコンをコピーすると表示される「画」が変わるので右クリック/プロパティから変更する.また,foo ではイジェクトはできない.