PC メニュ

tziwo: SONY VAIO PCG-C1VJ

構成

オリジナル VAIO PCG-C1VJ
CPU Crusoe TM5600 600MHz
メモリ 256MByte
HDD 80GByte
OS Win2k / debian sarge



OS導入:Win2k

tziwoが届いたその日のうちにWin2kをインストールしました. これについては,以下の参照そのままです.

  • SONY のサポートページ: Windows2000関連情報 PCG-C1VJ/C1VJ/BP
  • Cybalion: VAIOにWin2Kをクリーンインストールしよう!


  • OS導入:MacOS (Basilisk II)

    これも以下のページを参照です. 特に付け加えることはないです.

  • Basilisk II 日本公式サポートサイト
  • Basilisk II Information


  • OS導入:Red Hat 7.1 / 2001.9〜10



    OS導入:turbolinux 7 / 2001.10.28〜

    修理から戻ってきたついでに,Red Hatでないlinuxも入れてみました. パッケージはLinux Magazine 11月号のオマケCD2枚組みです.

    インストール
    win2kとturbolinux7のデュアルブートにします. パーティションは以下のとおり.

    hda1: 4GB NTFS win2k
    hda2: 4GB ext2fs turbolinux
    hda3: 20GB FAT32 共用データ領域

    初めにwin2kをインストールし,次にlinuxを入れる.

    PCGA-CDRW52を使ったturbolinux7のインストール時の問題はただ一つ.

    boot: install ide2=0x180,0x386
    あとはディスプレイ(1280x480)もサウンドも見事に認識してくれます.
    メモリースティックは,/etc/fstabに
    /dev/sda1	/mnt/mem	vfat	defaults,codepage=932,iocharset=euc-jp	0 0
    を追加してmkdir /mnt/memしておけば,mount /mnt/mem で日本語もOK! マウントツール(Kディスクフリー)を常駐させて置くと便利かも.

    turbolinux7では,自動的にliloにwinntの項目を作ってくれるので,何もしなくてもデュアルブートです. ちなみにfstabは以下のとおり. 赤の注意は自分で書き足した行です.

    /dev/hda2 / ext2 defaults 1 1
    /dev/cdrom /mnt/cdrom iso9660 noauto,owner,ro 0 0
    /dev/fd0 /mnt/floppy auto noauto,owner 0 0
    /dev/hda3 /mnt/win vfat defaults,codepage=932,iocharset=euc-jp 1 1 ← D:drive
    /dev/sda1 /mnt/mem vfat noauto,codepage=932,iocharset=euc-jp 0 0 ← メモリースティック
    none /proc proc defaults 0 0
    none /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0

    ポイント
    今回,linuxをRed hat 7.1からturbolinux7wsへ乗り換えました. つぎのようなところがポイントでした.

  • なんといってもフォントがいい: turbolinux7のリコーフォントを見ると,もう戻れません.
  • X-window,サウンドの設定が必要ない: どちらもmongooseがやってくれます.
  • KDEがデフォルト: これは全く好みですが.
  • 起動時のliloの画面がカッコイイ: このためだけに,デュアルブートをliloにしました.
  • netatlakがパッケージに入っている: Red hat 7.1では全てインストールでもありませんでした.
  • windowsキーでタスクメニューが開ける: Red hat 7.1では???
  • このうちの幾つかはパッケージではなくアプリケーションのバージョンの問題でしょう. また,自分でカスタマイズできるところもあるでしょう. しかし,linux初級の私には現時点ではturbolinux7が良いようです.

    Red Hatとの違い
    netatalkのインストール先がturbolinux7では/etc/netatalk/

    C1VJ
    C1VJへのインストールに関して参考になるところ.

  • SteveBarr.com: Sony VAIO PCG-C1VN PictureBook Links
  • linux.papa.to: VAIO_C1VJでLinuxも悪くはないかな
  • multi 7: VAIO C1VJへLinuxをInstall


  • OS導入:Red Hat 7.2 / 2002.3.16 〜

    インストール
    tziwo(C1VJ)もRedHat7.2にします. win2kはそのままにlinuxを入れる.

    PCGA-CDRW52を使いRedHatをインストール.

    boot: text ide2=0x180,0x386

    とりあえず,ディスプレイは640x480でログインはテキストモードに.
    通常のインストールでサウンドも認識してくれます. ただし,音が割れてますが.

    X-windowの設定
    起動後に/etc/XF86Config-4の該当部分を書き換える.

    Section "Monitor"
            Identifier   "Monitor0"
            VendorName   "Monitor Vendor"
            ModelName    "Monitor Model"
            HorizSync   31.5-95.0
            VertRefresh 40-150
            Option "dpms"
    
            # 1024x480
            Modeline "1024x480"  65 1024 1032 1176 1344 480 488 494 560
    
    EndSection
    
    Section "Device"
        # Uncomment the following line to enable external display
        # Option "crt_screen"
    	Identifier   "ATI Rage Mobility"
            Driver       "ati"
            VendorName   "ATI Rage Mobility"
            BoardName     "ATI Rage Mobility"
            
            #BusID
    EndSection
    
    Section "Screen"
    	Identifier   "Screen0"
            Device       "ATI Rage Mobility"
            Monitor      "Monitor0"
    	DefaultDepth	16
    
    	Subsection "Display"
            	Depth       16
                    Modes       "1024x480" 
    	EndSubsection
    
    EndSection
    
    後は,/etc/inittabを書き換え,xで起動する.

    grubの設定
    設定の/boot/grub/menu.lstにwin2kを以下のように追加してデュアルブート.

    # grub.conf generated by anaconda
    #
    # Note that you do not have to rerun grub after making changes to this file
    # NOTICE:  You do not have a /boot partition.  This means that
    #          all kernel and initrd paths are relative to /, eg.
    #          root (hd0,1)
    #          kernel /boot/vmlinuz-version ro root=/dev/hda2
    #          initrd /boot/initrd-version.img
    #boot=/dev/hda
    default=1
    timeout=10
    splashimage=(hd0,1)/boot/grub/splash.xpm.gz
    title Red Hat Linux (2.4.7-10)
    	root (hd0,1)
    	kernel /boot/vmlinuz-2.4.7-10 ro root=/dev/hda2 hde=ide-scsi
    	initrd /boot/initrd-2.4.7-10.img
    title win2k
    	root (hd0,0)
    	chainloader +1
    

    Windows d:\ドライブのマウント設定
    mkdir /mnt/winして,/etc/fstabに

    /dev/hda3 /mnt/win vfat defaults, codepage=932, iocharset=euc-jp 1 1 ← D:drive

    サーバ
    dhcpdを起動. これは簡単でした. ポイントは/etc/init.d/dhcpdの該当部分を

    daemon /usr/sbin/dhcpd eth0 ${...

    として,サービスを内側のみに限定.

    server 代行
    旧kachuhaが起動不能のため,tziwo(C1VJ)を仮サーバーに. 確かにノートをサーバにすると静かでいいです. コストパフォーマンスは悪いんですけど.
    AVC1(C1 + TVチュ−ナ?)を買ったら,tziwoをサーバにしようかしら.

    tziwoでもusb lanは起動後に挿さないと稼動しない?

    # modprobe kaweth
    # ifconfig eth1 inet 192.168.0.5 up
    # route add default gw 192.168.0.1
    # modprobe ipchains
    # ipchains -A forward -s 192.168.1.0/24 -d 0.0.0.0/0 -j MASQ



    その他 / 2002.9.22

    普段 C1VJ といっしょに持ち歩いているもの.

    PHS接続ケーブル: I-O DATA USB-PHS64
    モジュラ ケーブル: VICTOR HC-T220
    ディスプレイ アダプタ: PCGA-DA1S
    LAN ケーブル
    クロス変換ケーブル & アダプタ
    LANアダプタ: MELCO LUA-KTX
    マウス: ELECOM M-BGUP2RBK
    CF アダプタ
    無線LANアダプタ: SONY PCWA-C150S
    Bluetoothアダプタ: 3COM 3CRWB6096-JP
    普段,PHS接続ケーブルとモジュラ ケーブル以外は袋(BMA-DGC)に入れてます.



    OS導入:Red Hat 8 (psyche) / 2002.10.10 〜

    インストール
    "psyche" をダウンロードし焼き上げ,インストールを開始. 今回はインストーラも賢くなり,
    boot: [return]
    でグラフィカル インストーラが起動する.
    # これは7.3(valhalla)からでした.
    もっとも,640x480がフルスクリーン(1024x480)で横長に表示される. アップグレードでは途中で固まるので,新規インストールを敢行し,無事インストール完了,起動する.

    ディスプレイまわり
    インストール時にディスプレイを HorizSync は 31.5-95.0 に,VertRefresh は 40-150 にそれぞれ設定する. また,X-window の設定を,(1)ログインはテキストモード,(2)1024x768モードをデフォルト,(3) KDE をデフォルトにする. しかし startx ると,640x480で表示され,やはり Gnome が起動している.
    /etc/XF86Config-4 が無くなっているので,/etc/X11/XF86Config を直接に次のように修正する. "Monitor" sectionに
    Modeline "1024x480" 65 1024 1032 1176 1344 480 488 494 560
    を加え,"screen" section の "Display" subsection の Modes を
    Modes "1024x480"
    に変更する.
    スイッチャでGnomeからKDEに変更. しかし,見た目はほとんど同じになっている.

    これで,X-window が使えるようになったので,/etc/inittab を修正し,グラフィカル ログインにする.

    grubの設定
    grub の version は 0.92. 設定ファイルは /boot/grub/menu.lst (/etc/grub.conf). ファイルの書式は変化ないかな.

    サウンドの設定
    起動時にはサウンドが鳴らない. "サウンドの検出"では正常に音が鳴る. "サウンドの設定"画面でサウンドの検出ボタンを押し,適用する. これ以降,音が鳴るようになる. ただし,mp3は鳴らない. xmmsの場合はhttp://www.xmms.org/のRedhat 8 + Can't play mp3's? Oct 02, 2002 を参考にxmms-mpg123-1.2.7-13.i386.rpm を入れるとOk でした.

    RedHatは8.0以降はmp3のデコーダをパッケージに入れない方針のようですね.




    PC メニュ