tziwo: SONY VAIO PCG-C1VJ |
オリジナル | VAIO PCG-C1VJ |
CPU | Crusoe TM5600 600MHz |
メモリ | 256MByte |
HDD | 80GByte |
OS | Win2k / debian sarge |
tziwoが届いたその日のうちにWin2kをインストールしました. これについては,以下の参照そのままです.
修理から戻ってきたついでに,Red Hatでないlinuxも入れてみました. パッケージはLinux Magazine 11月号のオマケCD2枚組みです.
インストール
win2kとturbolinux7のデュアルブートにします.
パーティションは以下のとおり.
hda1: 4GB NTFS win2k
hda2: 4GB ext2fs turbolinux
hda3: 20GB FAT32 共用データ領域
初めにwin2kをインストールし,次にlinuxを入れる.
PCGA-CDRW52を使ったturbolinux7のインストール時の問題はただ一つ.
boot: install ide2=0x180,0x386あとはディスプレイ(1280x480)もサウンドも見事に認識してくれます.
/dev/sda1 /mnt/mem vfat defaults,codepage=932,iocharset=euc-jp 0 0を追加してmkdir /mnt/memしておけば,mount /mnt/mem で日本語もOK! マウントツール(Kディスクフリー)を常駐させて置くと便利かも.
ポイント
今回,linuxをRed hat 7.1からturbolinux7wsへ乗り換えました.
つぎのようなところがポイントでした.
Red Hatとの違い
netatalkのインストール先がturbolinux7では/etc/netatalk/
C1VJ
C1VJへのインストールに関して参考になるところ.
インストール
tziwo(C1VJ)もRedHat7.2にします.
win2kはそのままにlinuxを入れる.
PCGA-CDRW52を使いRedHatをインストール.
boot: text ide2=0x180,0x386
とりあえず,ディスプレイは640x480でログインはテキストモードに.
通常のインストールでサウンドも認識してくれます.
ただし,音が割れてますが.
X-windowの設定
起動後に/etc/XF86Config-4の該当部分を書き換える.
Section "Monitor" Identifier "Monitor0" VendorName "Monitor Vendor" ModelName "Monitor Model" HorizSync 31.5-95.0 VertRefresh 40-150 Option "dpms" # 1024x480 Modeline "1024x480" 65 1024 1032 1176 1344 480 488 494 560 EndSection Section "Device" # Uncomment the following line to enable external display # Option "crt_screen" Identifier "ATI Rage Mobility" Driver "ati" VendorName "ATI Rage Mobility" BoardName "ATI Rage Mobility" #BusID EndSection Section "Screen" Identifier "Screen0" Device "ATI Rage Mobility" Monitor "Monitor0" DefaultDepth 16 Subsection "Display" Depth 16 Modes "1024x480" EndSubsection EndSection後は,/etc/inittabを書き換え,xで起動する.
grubの設定
設定の/boot/grub/menu.lstにwin2kを以下のように追加してデュアルブート.
# grub.conf generated by anaconda # # Note that you do not have to rerun grub after making changes to this file # NOTICE: You do not have a /boot partition. This means that # all kernel and initrd paths are relative to /, eg. # root (hd0,1) # kernel /boot/vmlinuz-version ro root=/dev/hda2 # initrd /boot/initrd-version.img #boot=/dev/hda default=1 timeout=10 splashimage=(hd0,1)/boot/grub/splash.xpm.gz title Red Hat Linux (2.4.7-10) root (hd0,1) kernel /boot/vmlinuz-2.4.7-10 ro root=/dev/hda2 hde=ide-scsi initrd /boot/initrd-2.4.7-10.img title win2k root (hd0,0) chainloader +1
Windows d:\ドライブのマウント設定
mkdir /mnt/winして,/etc/fstabに
/dev/hda3 /mnt/win vfat defaults, codepage=932, iocharset=euc-jp 1 1
← D:drive
サーバ
dhcpdを起動.
これは簡単でした.
ポイントは/etc/init.d/dhcpdの該当部分を
daemon /usr/sbin/dhcpd eth0 ${...
として,サービスを内側のみに限定.
server 代行
旧kachuhaが起動不能のため,tziwo(C1VJ)を仮サーバーに.
確かにノートをサーバにすると静かでいいです.
コストパフォーマンスは悪いんですけど.
AVC1(C1 + TVチュ−ナ?)を買ったら,tziwoをサーバにしようかしら.
tziwoでもusb lanは起動後に挿さないと稼動しない?
# modprobe kaweth
# ifconfig eth1 inet 192.168.0.5 up
# route add default gw 192.168.0.1
# modprobe ipchains
# ipchains -A forward -s 192.168.1.0/24 -d 0.0.0.0/0 -j MASQ
普段 C1VJ といっしょに持ち歩いているもの.
PHS接続ケーブル: I-O DATA USB-PHS64
モジュラ ケーブル: VICTOR HC-T220
ディスプレイ アダプタ: PCGA-DA1S
LAN ケーブル
クロス変換ケーブル & アダプタ
LANアダプタ: MELCO LUA-KTX
マウス: ELECOM M-BGUP2RBK
CF アダプタ
無線LANアダプタ: SONY PCWA-C150S
Bluetoothアダプタ: 3COM 3CRWB6096-JP
普段,PHS接続ケーブルとモジュラ ケーブル以外は袋(BMA-DGC)に入れてます.
インストール
"psyche" をダウンロードし焼き上げ,インストールを開始.
今回はインストーラも賢くなり,
boot: [return]
でグラフィカル インストーラが起動する.
# これは7.3(valhalla)からでした.
もっとも,640x480がフルスクリーン(1024x480)で横長に表示される.
アップグレードでは途中で固まるので,新規インストールを敢行し,無事インストール完了,起動する.
ディスプレイまわり
インストール時にディスプレイを HorizSync は 31.5-95.0 に,VertRefresh は 40-150 にそれぞれ設定する.
また,X-window の設定を,(1)ログインはテキストモード,(2)1024x768モードをデフォルト,(3) KDE をデフォルトにする.
しかし startx ると,640x480で表示され,やはり Gnome が起動している.
/etc/XF86Config-4 が無くなっているので,/etc/X11/XF86Config を直接に次のように修正する.
"Monitor" sectionに
Modeline "1024x480" 65 1024 1032 1176 1344 480 488 494 560
を加え,"screen" section の "Display" subsection の Modes を
Modes "1024x480"
に変更する.
スイッチャでGnomeからKDEに変更.
しかし,見た目はほとんど同じになっている.
これで,X-window が使えるようになったので,/etc/inittab を修正し,グラフィカル ログインにする.
grubの設定
grub の version は 0.92.
設定ファイルは /boot/grub/menu.lst (/etc/grub.conf).
ファイルの書式は変化ないかな.
サウンドの設定
起動時にはサウンドが鳴らない.
"サウンドの検出"では正常に音が鳴る.
"サウンドの設定"画面でサウンドの検出ボタンを押し,適用する.
これ以降,音が鳴るようになる.
ただし,mp3は鳴らない.
xmmsの場合はhttp://www.xmms.org/のRedhat 8 + Can't play mp3's? Oct 02, 2002 を参考にxmms-mpg123-1.2.7-13.i386.rpm を入れるとOk でした.
RedHatは8.0以降はmp3のデコーダをパッケージに入れない方針のようですね.