いろいろと考えてみる

実用印籠根付考
そもそも,私は変なとこで神経質なため,腕時計をするのがいやでした.
高校生の頃は,時計をポケットに入れていたのですが,大学生になったときに懐中時計を買いました.
4~5,000円の安い時計です.
しかし,長い鎖をちゃらちゃらさせるのも難(何)なので,鎖を取っ払ってベルトに下げていたのでした.

そんな感じで10数年過ごしてきたのですが,ふと気が付きました.
どうせなら,根付でベルトにぶらさげよう
さらに私は正露丸が常備薬であり,常に携帯してるので,正露丸を印籠に入れよう.
そう考えると,印籠と根付ってうってつけですよネ.
冗談はさておき,閑話休題.
日曜に印籠美術館で見てきたわけですが,実用性のあるものと考えるとなかなか難しいようです.
実際,根付と印籠の実物を見ての感想は「思ってたより大きい」ことでした.
人に見せるのという目的のために大きくなったとは思いますし,印籠・根付も観賞用として作られたものが多いとは思いますが.
展示品の中で小ぶりのものがほんの数点ありましたが,これは実用本位のものなのか,婦人用なのかなどは分かりませんでした.
それら位が携帯にはちょうどいい感じでした.
また,根付の形も気になります.
あまり複雑な形では壊れやすくなりますし,怪我しそう.
腰のところに当てている訳ですから,収まりが悪いものは困り者です.
という目で見てみると,細長いもの,こじんまりとした楕円体様な形が実用的なようです.