年末恒例反省会

いよいよ年の瀬ですが、大掃除しながらも今年のまとめです.もしくは反省ともいう.
歌曲大賞:CooRie「流れ星☆」
次点:FREENOTE「ウォークメン」,CooRie「センチメンタル」、らせん「海が好き -演歌夏男がやってきたの巻!-」
私的には今年のイキオイ(?)を象徴するような曲です.
映像大賞:粟津順「惑星大怪獣ネガドン
次点:「スウィング ガールズ」「リーグ オブ レジェンド」「交渉人 真下正義」
ネガドンは衝撃でした.いろんな意味で.
アニメ大賞:ベサメムーチョ原案「かみちゅ!
GAINAX「トップをねらえ2!」
今年はほとんどアニメを見ていないのですが,桝成+倉田+落越作品はもはや定番に.
ていうかデフォルト スタンダードになってます.
他に思い出すのは友達にラストだけ見せてもらった「フタコイ」のイカです.
ものすごい衝撃でした.
物語大賞:こうの史代「長い道」,西島大介世界の終わりの魔法使い
次点:
甲乙付けがたく二作品同率大賞です.
「世界の…」は「ウォークメン」とシンクロして,今年前半の大ヒット.
「長い道」は「夕凪…」を含めこうのさんへの入口になった作品でした.
どちらも心に強く残った物語.
SF大賞:O.S.カード,「エンダーのゲーム」シリーズ
次点:D.アダムス「銀河ヒッチハイクガイド」,W.H.ホジスン「ナイトランド」,R.J.ソーヤ「ホミニッド,ヒューマン,ハイブリッド」,U.K.ルグイン「なつかしく謎めいて」
エンダーシリーズは圧巻でした.
エンダーのゲームのラストあたりから物語が大きく進展していきました.
遅ればせながら.
ラノベ大賞:西尾維新「ネコソギラジカル
次点:田中啓文「天岩屋戸の研究」「邪馬台洞の研究」「蓬莱洞の研究」
ライトノベルは勢いですね.
私的には,ゆっくり味わうのが難しいのが難点.
マンガ大賞:こがわみさき「魅惑のビーム
次点:丸川トモヒロ「成恵の世界」,石川雅之「もやしもん」,秋山はる「すずめすずなり」
こがわさんの作品は,絵の魅力とストーリーの魅力の(私的)ベストマッチです.
「成恵」は,どちらかというとSFかもですが,とてもマンガチックでもありました.
次点も含めてマンガだから面白い作品だと思います.
「ヒッカツ」はこれからに期待.
メガネ大賞:こがわみさき「魅惑のビーム
今年最後になって,直球ストライクに三球三振で呆然自失?
メガネ界の奥深さを思い知らされました(謎).
私もまだまだですね.
今年の人:こうの史代
「長い道」から「夕凪の街,桜の国」を経て「こっこさん」へ.
大勢の若い作家さんが現れては消えていく中で,これだけ続けてきただけでも大変だと思います.
(恐らく)同世代としても勇気づけられました.
これから,本棚を買いに行きます.