魅惑のビームにアテられて

スーパーのレジで待ってたら,店員さんと宅配便のおじさんが話してました.
なんでも,新潟はまだ不通らしいですと,富山や福井はほぼ復帰しているそうですが,新潟はまだまだ分からないと.
東北の方がまだなんとか(?)だとか?
今日は久しぶりに天気が良いでした.
ちらっと晴れ間が見える,とかじゃなくて,半日くらい日が照っていたんですよ.
鉛色の空の北陸の冬ではものすごく貴重なことなんですよ!
だもんで,久しぶりにドライブに行って来ました.
なんとはなしに高岡までぶらぶらと.
途中途中で本屋に寄って,掘り出し物を探したり,欲望と戦ってみたり.
秋山はる「すずめすずなり vol.2」
主人公の橋本君(26才)も含めて初々しい,って思うってことは私が歳をとったんだろうなぁ.
あとがき4コマの2コマ目美代さん(中学生時代)がサワやかなのは,その頃はそうだったのか,記憶の中で美化されたのか,ってことを考えてしまう私はひねているなぁと思ったり.
参考図書:こがわみさき「魅惑のビーム
“はしくれ工房(2005.12.23(3))”で紹介されていたので読まねばなるまいと.
うわっ,なんか鉱脈を掘り当ててしまったような…
「でっかい目玉だなぁーと思って,とり殺されそう」
「不法侵入の気分?」
とかとか,琴線に触れまくりでした,です.
特に表題作から,「フィルタをとおして初めて,気が付くこともある.」ってのが嬉しかったです.
私は常々”眼鏡をかけていないと見えないものもある”と考えていたものですから.
指定図書にするべきだと思いました.(何の?)
海野蛍「メモリ星人」
まず初めに,Hじゃないです(笑).
前々からそうじゃないかと思ってたのですが,作者の海野さんはSF者だったんですね.
「みーむ」って響きが懐かしいのも,私は最近は硬い本を読んでいないから.
ちなみに梶尾真治さんがあとがきを書かれています.
森雅之「追伸」
作者の森さんは最近は何か書いているのかなぁ,と先日思っていたところ本屋で見つけました.
’88-’89の作品でしたが,森さんの作品って時間がたっても色あせないよね.
再読:J.P.Hogan「揺藍の星 上」
原題はCradle of Saturnなんですね.
二つの意味がかけてあって,昔の地球の揺り篭と,これからの人類の揺り篭と.
1年前に読んだときには気分が沈んでいたせいか,今回は割と面白く読めました.
しかし,数週間で人類絶滅って,NHKの「地球大進化」ばりですね.とか思ったり.
今年のクリスマスは無かったことにしてください.