一日に今年も初詣は白山さんへ行ってきました.
実家から10kmで,普段は車で20分もあればつくのですが,この日ばかりは晴天なせいもあり行きに2時間半ほど.
で,毎年おみくじをひくのですが…
大吉でした!
私のおみくじ史上初の大吉です.
これまで,凶こそ引かなかったものの,ずっと末吉と小吉のオンパレード(って古)だったですよ.
今年はいいことあるかなぁ.
夜は「魔女の宅急便」をDVDでみる.
ちゃんと見るのは劇場で見たとき以来なので10数年ぶりでしたが,けっこう細かいシーンとかも覚えてました.
なんでこの映画が私にとって印象深いかということはヒミツです.
再読:J.P.ホーガン「星を継ぐもの」
これも中学生のころ読んで以来20年振りでしたが,熱い熱い!
「カリフォルニアのディープ・スペース部隊が目下開発中の宇宙船にくらべたら,金星や木星派遣軍の宇宙船などはまるで手漕ぎのボートだね.
ロボットを乗せた光子宇宙船で初の恒星間ジャンプを敢行するのだがね,この宇宙船が全長約七マイル(約10km)だ.
想像できるかね…七マイルだよ」
しかも,物語の後半にはこの宇宙船は建造される前に時代遅れになってるし…
実際あんまり熱いので読んでて涙がでてきました.
原作は1977年,もしかしたら,SFが純粋に夢を見ることができた最後の世代かも知れないですね.
2日には両親と一緒にワーナーマイカル御経塚で「キングコング」を見てきました.
現代のエンターティメントとしては正しいのでしょうね.
うーん,良くも悪くも今これが売れているんだろうなぁ,というのが実感.
CG使いまくりで,良く言えばアクションの連続,悪く言えばストーリーがほとんどない.
筋と関係のないアクションシーンが多すぎて,正直中だるみで少しうとうとしてしまいました.
この映画に3時間は必要ないです,正直1時間半で充分.
恐らくマーケティング リサーチに従って製作されて,それ相応の宣伝費が投入されて,予測どおり売れているんでしょうね.
ハリウッド映画の典型だろうと思います.
エンターティメント性が肥大して,作品性は見るも無残という感じがしました.
なんだかちょっと前の日本映画のようにハリウッドも衰退していくような気がします.(根拠なし)
私的には作品性・作家性のある「作品」が好きなので,最近のこの風潮(バンダイとかもそうですが)がイヤーな感じ.
前作でのコングと人との恋といった風情もほとんど消えていて,「美しい…」の一言に萎縮していました.
まさかマクロスへのオマージュではないですよね(笑)?
映画の後は「つるつる麺坊」で天ざるを食べてきました.