危険がいっぱい

ふだん何気なく暮らしている日常のなかにも,危険があふれている.
たとえば,男のくせに甘いものが好きだということ.
甘味処に行けば背中に刺さる冷たい視線は当たり前.
会社内でそのレッテルを貼られると,
女性の甘い物好きと同レベルで測られてしまう.
男の別腹はそんな許容量はないので,
これは30代を過ぎた男性にはかなり危険なことである.
危険はまだある.
家から歩いて数分のところに洋菓子屋があること.
特にやることのない晴れた休日などはかなり危ない.
ちなみに,和菓子は量が少ないので意外に安全である.
そして,今日あらたな危険が発見された.
お菓子の描かれている本は危険である.
たとえ絵や写真がなくとも,活字だけでもその影響は計り知れない.
「夏期限定トロピカルパフェ事件」 by 米澤穂信
まだ第1章しか読んでいないのに,
近所のシャトレーゼでケーキを3片買ってきてしまった.
全てはシャルロットのせい…
日常は危険にあふれている.