幼児を見るとすぐ適当なこと言う親戚みたいだな

ぴよぴよ
水上 悟志
少年画報社 (2007.1)

水上さんのマンガって「日常と非日常」がテーマなんでしょうか?
とはいっても,日常と非日常の「対比」ではなくて,
押しかけ的非日常が日常を巻き込んでしまう,といっても通じないか...
表題作「ぴよぴよ」が作者いわく一発ネタから始まってますが,
突き抜けるところが水上さんのカラーではないでしょうか.

庭先案内 2
須藤 真澄著
エンターブレイン (2007.2)

なんか須藤さん,一皮むけてませんか?
そういえば昔,私の友達の友達が,須藤さんの弟と知合いだと聞きました.
上の「ぴよぴよ」もそうでしたが,こちらの「桜風」もですがお笑いに厳しい人達が好きです.
“あそこはこうボケるべきだった” とか “なぜ,ああツッコまなかったか” とか,
私はペースが遅いので,いつも反省してます.

エクセル・サーガ 17
六道 神士
少年画報社 (2007.1)

こちらは追随を許さぬ突き抜けっぷりですよね.
「最近 誘拐されました?」「されてません」とか,もはや日常会話が...
というよりも,細かいネタも全て拾って漫才をしているので,
ストーリーがなかなか進んでくれませんね.長い.