久しぶりにアニメネタです.
富山県内が舞台になったという「true tears」というアニメがあります.
# コチラでは放映していないので見ていませんが.
私と共に富山市に十数年住んでいた某友人は,
「あんなの富山じゃねぇ」という感じだったのですが,
「富山県議がアニメ「true tears」の県内放映に向けて尽力、放映実現へ」
などの話題にも事欠かなかったようです.
制作会社が富山県に,というか舞台となった城端にあったんですね.
以下,個人的な感想です.
なぜ富山にアニメ制作会社があるかというと,富山はアニメ オタクが多いんです,多分.
富山は「進学率重視のお堅い教育県」なので,
その反動的な面が強いのかなと思います.
お隣の金沢は超保守的なので,
大人がアニメ好きなどとは,なかなか公言できません.
# 初めて富山県に住んだときには,それでもビックリするくらい差がありました.
「地方産アニメはなぜ高品質なのか?」
という記事もありました.
これ,業界は全く違うけど,うちの会社も同じなんですよね.
よく「(北陸の)金沢ですか?」って言われます.
ちなみに,富山は何かと金沢をライバル視しています.
けれどもその分謙虚さがあると思うのですよ.
例えば,富山には県立の近代美術館があり,
ピカソの作品をはじめ,「ポスタービエンナーレ」など世界的なイベントも随分前からあり,
地味だけど地方にしてはなかなか頑張っていると思います.
これも伝統文化だと金沢に敵わないから,近代美術へという考えからだと思います.
一方,金沢はというと「伝統文化」にあぐらをかいているような気がします.
京都には比べるべくもない(金沢の文化の多くが京都から移入されたもの)ですし,
身近なライバルがいない所為でしょうか?
もっと金沢も伝統だけでなくガンバレ.