Flex Builder 3で多言語対応

プロジェクトがsampleフォルダ以下にあるとする。
1. 埋め込まれていたメッセージをリソースファイルに配置する。
 locale用のフォルダを作成
  sample\locale\ja_JP
  sample\locale\en_US
 それぞれのフォルダ内に、messages.properties というファイルを配置する。
 ※ ファイル名は任意だが、拡張子はpropertiesで固定。
 中身は次のように。
  # メッセージの例
  messageSample=これはメッセージです
 コメントは”#”または”!”。
 書式は次のページの「リソースの作成」を参照
  http://livedocs.adobe.com/flex/3_jp/html/help.html?content=l10n_1.html
2. Flex 3 の設定
 メニュー/プロジェクト/プロパティーを開き、
 左ペインのFlexビルドパスを選択、右ペインのソースパスに追加
  locale/{locale}
 左ペインのFlexコンパイラを選択、右ペインの追加コンパイラ引数を確認
  -locale ja_JP
 ここをen_USに変えれば英語版を作製できる。
 なお、リソースファイルをsample\src以下に配置する場合は次を追加する
  -allow-source-path-overlap=true
3. リソースの使用
 クラスの宣言の前に次を挿入。
import mx.resources.ResourceManager;
[ResourceBundle(“messages”)]
 次で呼び出しできる。
  ResourceManager.getInstance().getString(“messages”, “messageSample”)
 ※ クラスの初期化時や、プリローダではリソースを使用できないので注意!
4. mxmlc でコンパイル
 例えば、次のようなバッチファイルで実行する(Windowsの場合)。
  set MXMLC=”C:\Program Files\Adobe\Flex Builder 3\sdks\3.0.0\bin\mxmlc.exe”
  set LOCALE=ja_JP
  
  %MXMLC% –locale=%LOCALE% –allow-source-path-overlap=true –source-path=locale\{locale} src\sample.mxml
参考:[Flex2] Flex2の多言語対応