電子書籍で遊んでみる

hontoで電子書籍を買ってみた。
電子書籍はPDF以外では初めてなのでhontoの要点をまとめてみる。
・フォーマットはXMDF (@wiki)
・ビューア(readerアプリ、無料)が必須
・DRMは機器(アプリが端末登録する)に紐付けされる
・購入後1年間ダウンロードは何度でもできる
当然のようにlinux用ビューアがないため、閲覧はおろかダウンロードもできない。
実際に使う用途を考え、iPhoneでアプリ(honto book、無料)をダウンロードし、
iPhone上で書籍を購入した。

こんな感じ。
読みにくくはないが、個人的には文字のサイズはもう少し小さいほうが好き。
ページ番号がないのはちょっと不安。
そこらへんの細かな設定はできないらしいが、
それがアプリの問題かXMDFの問題かは調べてない。
1時間ほどディーラーで待っている間に読んでみたが、
昼間で明るい環境だとそんなに違和感はなかった。
暗いところで読むと眼が疲れそうだけど、試してみよう。
慣れもあるだろうが、紙の本の方が格段に読みやすい。
発展途上なので、時々遊んでみよう、
というのが現状での私の感想です。
参考:eReading Maniacs――「電読」の楽しみ(4):「電子書籍」サービスは収束する @ITMedia
出典は忘れたが、電子書籍やデジタル配信の問題点は
「個人認証に基づくDRM」が存在しないこと。
機器縛り、サービス縛りは長期的な使用に耐えないので、
ユーザは紙の本から乗り換えるのを躊躇してしまう。
完璧なDRMなど不可能だか、
「個人認証に基づくDRM」を策定するか、iTunesのようにDRMフリーにしないと、
電子書籍は紙の本を置き換えられない。
それとも、電子書籍を短期的に「読み捨てるの」が主流になるのかな?
個人的にそれはそれで気持ち悪い。
ちなみに買ったのは次の本。
あくまで私の場合ですが「東北地方太平洋沖地震(3.11)」後の色んなモヤモヤを整理する指針になった。
もちろん、それを取り払う・解決してくれるわけではないですが。

内山 節
文明の災禍
ISBN 978-4-10-610437-4
[ honto / amazon ]