キッチン

DVD買って,一月放置プレイ.
なんか,80年代ですねー.
「海燕」掲載が1987年,単行本が1988年,そして,映画が1989年.
姉貴が単行本(初版!)を持っていて,それで読んだのがはじめです.
映画は公開時に見たけど,印象に残っているのは,冷蔵庫が「右開き」だったこと,橋爪功の女優っぷリ,そして,音楽.
実家の冷蔵庫が右開きだったのですが,たいていのものは左開き.
僕にとっては普通の冷蔵庫の方が違和感を感じるんですよ.
あと,音楽
映画を見てから,音楽を思い出してサントラを買おうと探したのですが,出会えずじまい.
そんなにキチンとは探してはなかったのですが.
そんなことを思い出して,DVDを買ったというわけです.
でも,visualってダメです,僕にとっては.
なんでしょ,匂いが伝わってこないというか.
映像,特に実写は情報が多すぎるし,送り手の視点に近い感じがするですよ.
でも,活字っていうのは人の目のフィルタを通っているので,文章ってのは受け手の視点に近いんですよ,きっと.
叙事的なものが好きなんですが,これって人の「感性」を読んでるってことなのかしら.
今回,再発見は主演が川原亜矢子だったこと.
森田芳光が監督だったこと.