アカトキの杖とカワタレの杖

狩人族は高位の魔法を用いなかったが,
その最高の術をして行われたのが二本の杖の創造だった.
この杖は錠であり,鍵となる者が杖を握ると,それぞれの内に玉を生じる.
また,二本の杖が出会うとき,そこに
至宝の玉,プウリを生じるという.
アカトキとカワタレの名はその置かれた地に由来する.
アカトキの杖は東の端,マク王国の東に置かれ,
カワタレの杖は西の果て西方王家の元に置かれた.
そして,最後に世界を守るために,その日まで隠され続けた.