いろいろある,妄想にも

楽園通信社綺談
佐藤 明機
コスミック出版 (2006.10)

「イヤ動物」や「くつしたはく?」の偉い人,佐藤明機さんの単行本.
商業誌出していたのを今回初めて知りました.
鳥山明ばりに,絵に立体感がありますね.
見ているだけで,楽しいです,3D的に!

二十面相の娘 8
小原 慎司
メディアファクトリー (2007.2)

ついに完結.
おお,アイスナインかアイスセカンドか,ってところですかね?
小原さんもけっこうSF者なんですね.
シリアスもなかなかよかったですが,
「パノラマ デリュージョン」も面白そう.
途切れることなく小原さんが読めるのもうれしいです.

かみちゅ! 2
鳴子 ハナハル著 / ベサメムーチョ原作
メディアワークス (2007.3)

全2巻完結ですが,なかなか濃いですね.このくらいがバランスよくていいかと.
なんでも「ハナハル時空」というんですか?
個人的には章吉君の空回りっぷりとか,報われなさっぷりとかがかなりツボ.

エマ 8
森 薫著
エンターブレイン (2007.4)

番外編の総集編ですが,
あとがきの「だって描きたかったんだもーん」が全てを語っています.
愛があるよね.どのキャラクターにも物語がある.
だから,番外編でも充分面白いです.
ところで若き日のケリーさんってツンデレ?

未来日記 3
えすの サカエ著
角川書店 (2007.3)

歯車のかみ具合が微妙にずれていて,一周してかみ合ったような?
異常なんですが,不思議なユーモアがあるマンガです.
ていうか,「エリート的に!」が妙に可笑しい.