肉うどん!

早春
藤沢 周平著
文芸春秋 (2002.2)

食わず嫌いせずにいろいろ読んでみようシリーズその3.
「せみしぐれ」とか,いろいろ映画化されているのを見たのがきっかけ.
時代物は重くて読みづらいと思ってたのですが,そんなことはなかったですね.
爽やかな読後感が共通項?
また機会があれば読んでみます.

図説マザーグース
藤野 紀男著
河出書房新社 (2007.3)

マザーグースの教科書 改定新版といった感じ.
いい本です.

らいか・デイズ 5
むんこ
芳文社 (2007.4)

はじめは小学生のかわいらしい恋物語でしたが,
最近は…大人がうらやましくなるくらいのアレですね.
読んでる私の顔が赤くなります.
大人だと意識してしまい,いやらしくなるところを,
作者は主人公がお子ちゃまなのをいいことに,あんなことや,こんなことまでやらせています.
今巻の見どころは「お母さん」の意外な弱点と,やっぱりかわいかった若いころ.

からっと! 1
渡辺 祥智
マッグガーデン (2007.3)

威勢の良い江戸っ子気質で,黙っていれば頭のよさげな委員長顔の主人公.
相方は見目良く頭良くスポーツもできる優等生だけど,ちょっとヘン.
二人が織りなす夫婦漫才は異世界の住人たちを巻きも込んで!?
「肉うどん!」を呪文に変身する現代魔女っ子の物語.
森の魔女たち」,「MAGIMAGI」や「大魔法峠」に連なる魔法使いモノの新ジャンル.
ポイントは,主人公が変身しても眼鏡をしたままなトコロ.
彼女の眼鏡が外されるときに,何かが起こる!?