スビバセンね

びんぼう自慢びんぼう自慢

古今亭 志ん生著 / 小島 貞二編
筑摩書房 (2005.1)

先だっての「なめくじ艦隊」とカブルところも多かったのですが,面白かった.

桂枝雀爆笑コレクション 1
桂 枝雀著
筑摩書房 (2005.12)

思い起こせば,NHKで「浪花の源蔵 事件帳」という時代劇がありまして,
枝雀師匠が岡っ引きをやっていました.
そのころは落語の中でも師匠のものが特に好きというわけでもなかったのですが,
活字でも「スビバセンね」と見るとあの口調を思い出します.
CDとか探して聞いてみるのもいいかもしれませんが,
生で寄席を観に行きたくなりました.
金沢では,…

カラクリオデット 3
鈴木 ジュリエッタ
白泉社 (2007.4)

好きな男の子の名前を書いた消しゴムを,
友達に見られないように,「パク,ごっくん」に笑った.
ていうか,それが前振りになっていようとは,
不粋かもですが,消しゴムのアレって,
「誰にも見られずに使いきったら」とかだった気がする.
ローカルですか?

刀語 第4話
西尾 維新著
講談社 (2007.4)

いよいよ日本最強の剣士「錆白兵」との血戦!
…がたったの4ページ、しかも回想かい.
錆白兵本人はとうとうセリフも無しでした.
けれど,それがどうでも良くなる展開です.
伏線が本筋を食べてしまって,面白くなってきました.
(作者の)予定どおりかも知れませんが,
これからも予想を裏切ってくれそうで,楽しみです.