勘太郎川は金沢の笠舞近くを流れる小さな川(用水)です。
母が小さい頃その祖母から、「勘太郎橋でカブソが出た」と聞いたそうです。
実際にフィールドワークに行ってみました。
勘太郎川はこんな感じ。
河岸段丘の傾斜地を流れているので、
今でも緑が多いです。
勘太郎橋
本当に小さな橋、母の実家から歩いて10mくらい。
近くの空き地も私が覚えている限り40年くらい前からある。
■追記
勘太郎橋はコチラ
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デビューしました
コツメカワウソの「カレン」がデビューしました @上越市立水族博物館
コツメのムーさんが居なくなってから寂しかった上越市立水族博物館ですが、
越前松島水族館から来たカレンが華麗にデビューしたようです。
恐らく旦那さん候補は他の水族館から来るだろうので、
男の子が来たら見に行こう。
上越市立水族博物館はちょっと遠い…
十五で姐やは嫁に行き
食事中はけっこうスゴイ顔、だって肉食獣だもの。
越前松島水族館、
いつものようにカジリついて見ていると、メスが1,2,3…3頭?
一頭減っている!
飼育員の方に聞いてみると、
末っ子のカレンちゃんが他所にお嫁(?)に行ったそうです。
ちなみに繁殖槽の方が閉鎖されていて、もしやと思ったら?
施設の修理のために一時的に閉じているということでした。
知らないと死角になりやすく、
「ここにカワウソがたむろしていて、お客さんが見逃すことがありますよね〜」、
と飼育員さんと話してました。
久しぶりにお弁当持参。
昨日のロール キャベツ。
■追記 2012/5/3
ちゃんと飼育員さんのブログに載ってました。
-247- コツメカワウソ1頭が上越市水族博物館へ @越前松島水族館の飼育ブログ
そうか、コツメが居なくなった上越へ行ったのね。
日本人はなぜカワウソにだまされなくなったのか
![]() |
内山 節 日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか 講談社現代新書 [ bk1 / amazon |
読んだ動機は、カワウソ絡み。
少なくとも金沢近辺ではキツネやタヌキと同列にカワウソも人を化かしていてた。
それはいわゆる妖怪の範疇には入っていない。
著者は1965年頃を境に「キツネにだまされる」話が発生しなくなったと始めている。
そして、それが現在では「未開な迷信」へと転じられ、だまされることを知性で理解できなくなってしまった過程を説明している。
本著は歴史哲学の視点から考察している。
そのため、残念ながら都市伝説(少なくとも江戸には存在していたろう)との関係や、家庭内での伝承過程については触れられていない。
その点については寡聞にしてまとまった研究が無いようなのでしようがない。
私が思っていたより急速にその変化(史観の転換)は起こっていたようだ。
一方で、母が「カブソに化かされる」話を聞いて育ったことにも納得がいった。
話は違うが、常々思っていた日本人の近代史観、
・東北地方太平洋沖地震後も相変わらずの「右上がり神話」
・明治以降の反省をしない日本人
・明治維新や日中戦争〜太平洋戦争で失われたものが省みられない
などの事柄が歴史哲学の側面から整然と説明されている。
これは正直スッキリした。
無批判な近代化(欧米化)によって、場当たり的な歴史観に乗った単純な知性偏重が日本の迷走そのものだ。
ダーウィニズム以降の歴史観の閉塞感についても興味があったが、これは本著の範疇ではないだろう。
主従関係
らくがき
北陸でカワウソ
金沢を中心として、北陸三県でのカワウソ情報をまとめてみます。
■野生種
残念ながら、近年では野生のカワウソは北陸では見ることができません。
明治以降のカワウソの毛皮輸出にともなう乱獲までは、
どこにでもいる普通の動物だったようです。
明治末(1910年)までは富山県でも捕獲の記録が残っています。
■飼育されているもの
金沢近辺では次の3つの水族館・動物園でカワウソに会えます。
越前松島水族館
のとじま水族館
富山市ファミリーパーク
残念ながら「いしかわ動物園」にはカワウソがおりません。
ということで、金沢からカワウソに会いに行くには、
往復100km超のドライブしないといけません。
平日のコツメカワウソ
改修も終わり、平日も平常営業に戻った越前松島水族館へ。
もちろんコツメカワウソに会うために。
相変わらず、バリバリと肉食系。
平日もモリモリ食べます。
あたらしくなった「おさかな館」のカブトガニ。
ワキワキ動いて楽しかった。
久しぶりにお弁当箱3号を活用し、東尋坊でお昼ごはん。
ニセ鯛めしとカボチャと蕪の浅漬。
目付きが悪いのは眠いから
しばらくぶりに、富山市ファミリーパークの
ユーラシア カワウソ「ユッチー」に会ってきました。
目付きが悪いのは眠いからです。
この後うとうとして寝てしまいました。
改めてコツメカワウソと比べると、
全体的に扁平な感じがある。
そのせいか、肉付きのせいか、
ユッチーの方が小さく見えます。
それとも越前松島水族館、のとじま水族館のコツメたちは室内育ちだから?
飼育員の方にお婿さんについて訊いてみたら、
なかなか候補が見つからなくて大変だそうです。
はやく相手が見つかるといいなぁ。
あと、幼稚園の遠足のご一行様が来ていて、
にぎやかで楽しかったよ (笑。