海の翼

5,6年前に出張でお台場に行くことになり「二式大艇」を見たいなと思って調べてみたら、もうお台場には無く見ることはできなかった。
戦後の国産航空機といえばYS-11 (@Wiki)が有名ですが、それ以外にも(ほぼ)純国産でけっこう造ってます。
新明和PS-1、三菱T-2/F-1、あすか,…
その中でも「二式大艇」とPS-1は全体的なフォルムが似ているので、直系だろうなとは思っていたのですが、ちゃんと調べたことはなかったので読んでみた。

碇義朗
帰ってきた二式大艇
ISBN 978-4-7698-2659-0
[ honto / amazon / 国会図書館サーチ ]

PS-1の開発までに、YS-11にからんでいたり山あり谷ありだったようす。
こういう歴史をみるたび思うのは、「技術はあっても戦略や戦術が無くて頓挫する」ことが多いこと。
政府はもとより各省庁には長期的な視野がないよね。
(防衛省のことはよく知りませんが。)
お台場からいなくなった「二式大艇」は鹿児島の海上自衛隊 鹿屋航空基地史料館で展示されていて、見ることができるようだ。

ローテクで行こう

私はけっこうローテクが好きですというお話。
普段使ってるクライアントPCはlinuxですが、ディストリビューションはけっこう頻繁に換えます。
というよりも、OSに依存しない使い方をしているつもり。
それをサーバでも進めてみようと、ちょっと実験。
Facebookやblogは時間と共に記事が流れていくので、必要な内容は「まとめページ」を作ってます。
本やCDの感想も、10年分溜まると自分でも忘れるので、一覧形式で今月頭からまとめ始めた。
書庫, CD庫, DVD庫
機能としては「書影をトリガーにしてリンク先をまとめた」だけ。
CDはiTunesへのリンクを張って、iPhoneならダイレクトに呼ぶ。
Mac, WindowsのsafariでもiTunesをダイレクトに呼べるはずだけど実装してない。
最終的に1,000件程度の予定なので、
データベース使うのに比べ、エディタでcsvファイルにまとめた方が作業コストの効率いいよね。
ページはシェルスクリプトで生成してます。
で、このページで検索とかしようかなと考えたとき気がついた。
これwebアプリにしてしまえば、検索とか楽になるしcsv直接読んでシェルスクリプトでの生成も必要なくなる。
サーバ側でのOS依存もなくなるね。
検索とかのコストはクライアントで負担してもらう!
とりあえず、生成するシェルスクリプトを排除してみた。
webアプリっぽいページ
書庫, CD庫, DVD庫
動作確認したのはchrome, iPhone(safari)だけ。
著者で抽出とか、検索のような高度な機能は設計(含デザイン)を思いついたらボチボチ始める予定。
仕事以外で本格的にJavaScript使うのって10数年振りだ。
やっぱり息が長いローテクが一番役に立っているかも。

metacityでcompositeの有効化

wheezy:数日前のアップデートからcompositeが無効化されていた。
> gconftool-2 –set ‘/org/gnome/metacity/compositing_manager’ –type bool true
が効かなくなったので代替方法を探してみたら、
次でうまく行った。
アプリケーション/システムツール/dconf Editorを起動し、
左ペインのorg/gnome/metacityを開き、
compositing_managerをチェックし有効化する。
dockyが普通に使えるように戻った。

そろそろIPv6か?

Windows 8 Release Previewで遊んでいるんですが、
どうもIE 10の様子が怪しい。
グローバルなURLは問題なくアクセスできるけど、
ローカルでは???
そういえば、Windows 7でも挙動不審なときがある。
家の環境はローカルなDNSサーバ(BIND 9)を立てて、
グローバルアドレスf-st1029.noc.toyama.nsk.ne.jpにローカルなIP(v4)を返している。
これまでIPv4で問題なく動いていた。
どうやら、問題はIPv6がらみらしい。
現状Win8RPでローカルなIPに対しては:
・chorme ではv4, v6ともに問題なくアクセスできる。
・IE 10ではどちらともアクセスできない。
どうやらIE 10の問題らしいが、
ぼちぼちIPv6対応を考えていこう。

電子書籍で遊んでみる

hontoで電子書籍を買ってみた。
電子書籍はPDF以外では初めてなのでhontoの要点をまとめてみる。
・フォーマットはXMDF (@wiki)
・ビューア(readerアプリ、無料)が必須
・DRMは機器(アプリが端末登録する)に紐付けされる
・購入後1年間ダウンロードは何度でもできる
当然のようにlinux用ビューアがないため、閲覧はおろかダウンロードもできない。
実際に使う用途を考え、iPhoneでアプリ(honto book、無料)をダウンロードし、
iPhone上で書籍を購入した。

こんな感じ。
読みにくくはないが、個人的には文字のサイズはもう少し小さいほうが好き。
ページ番号がないのはちょっと不安。
そこらへんの細かな設定はできないらしいが、
それがアプリの問題かXMDFの問題かは調べてない。
1時間ほどディーラーで待っている間に読んでみたが、
昼間で明るい環境だとそんなに違和感はなかった。
暗いところで読むと眼が疲れそうだけど、試してみよう。
慣れもあるだろうが、紙の本の方が格段に読みやすい。
発展途上なので、時々遊んでみよう、
というのが現状での私の感想です。
参考:eReading Maniacs――「電読」の楽しみ(4):「電子書籍」サービスは収束する @ITMedia
出典は忘れたが、電子書籍やデジタル配信の問題点は
「個人認証に基づくDRM」が存在しないこと。
機器縛り、サービス縛りは長期的な使用に耐えないので、
ユーザは紙の本から乗り換えるのを躊躇してしまう。
完璧なDRMなど不可能だか、
「個人認証に基づくDRM」を策定するか、iTunesのようにDRMフリーにしないと、
電子書籍は紙の本を置き換えられない。
それとも、電子書籍を短期的に「読み捨てるの」が主流になるのかな?
個人的にそれはそれで気持ち悪い。
ちなみに買ったのは次の本。
あくまで私の場合ですが「東北地方太平洋沖地震(3.11)」後の色んなモヤモヤを整理する指針になった。
もちろん、それを取り払う・解決してくれるわけではないですが。

内山 節
文明の災禍
ISBN 978-4-10-610437-4
[ honto / amazon ]

中古PC

先日、姉夫婦から要らなくなったPCをもらってきました。

NEC VL570/6D
ディスプレイ端子がDVIのみだったので、800円くらいのD-Sub変換コネクタを買ってセットアップ。
とりあえず、Debain Wheezy をインストール、ヘッドレスにしてリモートで使えるようにした。
難点は強いていえばWake on Lanできないとか、USBメモリからbootできないくらいか?
使う目的はこれから考えます。

ブックリスト

書影を自前で用意するようにしたので、
リンクを自動生成するバッチを作ってみた。
ファイル名はISBN.jpgにしてある。

#!/bin/sh
DIR=”${HOME}/public_html/images/book/”
OUT=”${HOME}/public_html/images/books.html”
# clear output file
echo “” > ${OUT}
for FILENAME in `ls ${DIR}` ; do
ISBN=`echo ${FILENAME} | awk ‘{print substr($0,0,length($0)-3);}’`
echo “ISBN: ${ISBN}”
echo “” >> ${OUT}
echo “<table>” >> ${OUT}
echo ” <tr>” >> ${OUT}
echo ” <td><img src=\”http://riverotter.xsrv.jp/images/book/${ISBN}.jpg\” height=\”160\”></td>” >> ${OUT}
echo ” <td valign=\”top\”>ISBN ${ISBN}<br />” >> ${OUT}
echo “[ <a href=\”http://honto.jp/netstore/search_10${ISBN}.html?srchf=1\”>honto</a> / <a href=\”http://www.amazon.co.jp/s/url=search-alias%3Daps&field-keywords=${ISBN}\”>amazon</a> ]</td>” >> ${OUT}
echo ” </tr>” >> ${OUT}
echo “</table>” >> ${OUT}
done

結果

英字キーボード

普段は主にノートPCの英字キーボードを使ってます。
たまにデスクトップの日本語キーボードを触ると違和感がでてきたので、
デスクトップ用も英字のものにしました。

メーカーページ:SIIG USB Mini Multimedia Keyboard JK-US0312-S1
amazonでは好みのものが見つからなかったので、楽天で買いました。
なかなかいい感じ♪

コーディング

久しぶりにコーディング。
自転車のログ整理アプリ Michi
サンプル
起点と終点のマーカを自動生成する機能だけ追加。
主要な部分は2月に作ってあったので微調整だけだけど、午前中いっぱいかかった。
後は、休憩も自動的にマーカ生成するようにしたい。

procmailrcのレシピ

最近procmail周りをいじったのでメモ。
~/.procmailrc の概要

PATH=$HOME/bin:/usr/bin:/usr/local/bin
MAILDIR=$HOME/Maildir
LOGFILE=$MAILDIR/.procmail.log
LOCKFILE=$HOME/.lockmail
BLACKLIST=$HOME/.fm-blacklist ブラックリスト
WHITELIST=$HOME/.fm-whitelist ホワイトリスト
# facebookからのメールはスマホへ転送せずに受信箱フォルダへ。
:0
*^From:.*xxxxxxxx@facebookmail.com 後方一致
$MAILDIR/
# From:に
# ホワイトリストのメールアドレスが含まれていたら,
# コピーをスマホへ転送し、受信箱フォルダへ移動。
:0
* ? test -s $WHITELIST
* ? (formail -x From: | /bin/grep -Fiqf $WHITELIST)
{
:0c
! yyyyyyyyyyyy@i.softbank.jp
:0
$MAILDIR/
}
# From:, Reply-To:, Sender:, From のどれかに
# ブラックリストのメールアドレスが含まれていたらTrashフォルダへ。
:0
* ? test -s $BLACKLIST
* ? (formail -x From: -x Reply-To: -x Sender: -x From | /bin/grep -Fiqf $BLACKLIST)
$MAILDIR/.Trash/
# スマホからの写メールは画像用フォルダへ
# 別途バッチファイルで画像を抽出、サムネイルを作成しブログへ移動する。
:0:
*^From:.*yyyyyyyyy@i.softbank.jp
$MAILDIR/.Pics/
:0:
*^Subject:.*Virus Alert.*
$MAILDIR/.Doubt.VirusAlert/
:0:
*^From:.*Casino.*
$MAILDIR/.Doubt/
(中略)
# スパムチェック
:0fw
*!^X-Spam.*
|/usr/bin/spamassassin
# 怪しいメールを振り分け
:0:
*^X-Spam-Status: Yes
$MAILDIR/.Doubt/
# チェック済のメールはコピーをスマホへ転送
:0c
! yyyyyyyy@i.softbank.jp
# 受信箱へ移動
:0
$MAILDIR/