猫もシャクシも

ということで世はkernel 3.0ですね。
バックアップ サーバで遊んでたら、
Ubuntu 11.10, Fedora 16, Debian 7 候補(wheezy) とみんなkernel 3.0になってる。
サーバはDebian 5 (lenny) → 6 (squeeze) とアップしようと考えてましたが、
この先を考えると 7 (wheezy)まで行っちゃった方がいいかとも思い、
遊びを続行していました。
サーバについてはkernel 3.0はまだ問題も多いらしいので、
squeezeにしようと思います。
クライアントは…
枯れた機種なら問題も少ないと思うのですが、
VAIO P はグラフィック poulsbo のおかげで色々手間取ります。
poulsboドライバが3.0でkernelに統合されたらしく(?)、
おおよそ普通にインストールでき、これまでのような手間はありません。
普通に使う分には、パフォーマンスは充分かなと。
■wheezyをインストールすると、
[Fn]+[F5][F6]で輝度のコントロールはできるが反映されない。
直接setpciを叩いても反映されない。
あと、ちょっとチラついている感じがする。
■Ubuntu 11.10をインストールすると、
[Fn]+[F5][F6]で輝度のコントロールはできるが反映されない。
直接setpciを叩けば反映される。
$ sudo setpci -s 00:02.0 F4.B=xx
また、alsa soundの再生がとぎれとぎれになる。
Realtek の kernel3.0用ドライバ(beta)を、
ダウンロードしてインストールすると再生されなくなった。
こんな感じでトラブルちょこちょこ。
クライアントは回避策を探しながら、
遊びつつやって行きます。
GUIについては、どれも慣れ以上の感動は感じられないです。
個人的にはgnome-shellが好きかな?

headlessでない場合のWOL

以下はdebain 6.0 squeezeの場合です、
/etc/network/interfacesを手書きでip固定にすると、
GUIのNetworkManagerから操作できなくなって不便だ。
どこかで次を実行すれば良いわけだが…
 /sbin/ethtool -s eth0 wol g
/etc/network/ 以下を見てみると、次のフォルダがある。
 if-down.d/
 if-up.d/
ここにスクリプトを入れておけば適宜実行されるらしいので、試してみた。
正常に終了しない場合を考えると、起動時に設定するのがよかろうと見ると、
 if-up.d/ethtool
がありました。
なお、ethtoolはインストール済みです。
これに次のように追記してみた (赤字部分)

#!/bin/sh
ETHTOOL=/sbin/ethtool
test -x $ETHTOOL || exit 0
$ETHTOOL -s eth0 wol g
[ “$IFACE” != “lo” ] || exit 0

これで正常にWOLできた。

Ubuntu 11.10 on VAIO P VPCP11ALJ

Ubuntu 11.10 をVAIO P (VPCP11ALJ) にインストールしてみた。
とりあえずの記録
■インストール
そのまま起動すると画面がホワイトアウトしてしまったので、次で対処。
起動時に[F6]キーを押し、起動オプションに次を追記する。
vga=9

これで、1024×768(24bit) モードで起動してくれる。
なおvga=777など既定値以外の値を入れると、
メニューを表示して他のモードも教えてくれる。
その後はつつがなく進んだ。
終了し再起動すると、lightDMの画面が現れる!
パスワードを入れると、ちゃんとUnityが使えますよ。
解像度も1600×768になっている。

■インストール後
・soundがとぎれとぎれに再生される。
・[F5][F6]で輝度の調整ができない
$ sudo setpci -s 00:02.0 F4.B=xx では可能。
・mozc (googl 日本語入力) パッケージになっている。
$ sudo apt-get install ibus-mozc mozc-server mozc-utils-gui
・Two Finger Scroll
これまでと同様にできた。
$ sudo vi /usr/share/X11/xorg.conf.d/20-thinkpad.conf

Section “InputClass”
Identifier “Trackpoint Wheel Emulation”
MatchProduct “PS/2 Generic Mouse”
MatchDevicePath “/dev/input/event*”
Option “EmulateWheel” “true”
Option “EmulateWheelButton” “2”
Option “Emulate3Buttons” “true”
Option “XAxisMapping” “6 7”
Option “YAxisMapping” “4 5”
Option “ZAxisMapping” “4 5”
EndSection

■追記
GNOME3 (GNOME-shell) はインストールできるが、classic modeしか使えない。
更新した情報はこちらにあります。
Ubuntu 11.10 (Oneiric Ocelot) 関係

headless server インストール

時々しかやらないので忘れる、メモ
サーバ:ISK310-Fusion
OS: Debian GNU/Linux 6.0 (squeeze)
 debian-6.0.3-i386-amd64-source-DVD-1.iso
■ インストール
ネットワークのインストールで問題発生。
 「rtl_nic/rtl8168e-2.fw が無いので、USBに入れて挿してくれ」
次からダウンロードして、USBメモリにrtl8168e-2.fwをrtl_nic/に配置し、
マシンに挿して「はい」を選択すると、インストールが続行された。
 http://packages.debian.org/squeeze-backports/firmware-realtek
headlessとするため、ソフトウェアの選択でデスクトップ環境のチェックを外す。
追加したユーザを、以下hogeとする。
なお、USBからインストールした場合、
リポジトリのusbの記述がコメントアウトがうまくいかないので、手動でコメントにしておく。
 /etc/apt/sources.list
■ マジックパケットで起動する設定 (wake on lan)
必要なbiosの設定はマシンにより異なるので割愛。
そんなに分かりにくくはないと思う。
$ su –
でrootになる。
いろいろインストールしておく。
# apt-get install acpi wakeonlan ethtool
MACアドレスを確認しておく。
# ifconfig
 「ハードウェアアドレス xx:xx:xx:xx:xx:xx」と表示される。
WOL (wake on lan) の設定。
ip アドレスを固定にして、WOLの設定を追記
# vi /etc/network/interfaces
 iface eth0 inet static
 address 192.168.2.20
 network 192.168.2.0
 netmask 255.255.255.0
 broadcast 192.168.2.255
 gateway 192.168.2.xx
 ETHTOOL_OPTS=”wol g”
acpidを開始しておく。
# /etc/init.d/acpid start
 これをしておかないと、shutdownしても、(準備はできているが)電源が落ちない場合がある。
 Will now halt [ xxxxx.xxxxxx] System halted.
 で止まったまま。
普通に終了する。
# shutdown -h now
次にクライアント マシンの設定。
$ sudo apt-get install wakeonlan
クライアントからサーバにマジックパケットを送る。
$ wakeonlan xx:xx:xx:xx:xx:xx
 これでサーバが起動するはず。
■ リモート操作の設定 (ssh)
サーバにインストールしておく。
# apt-get install ssh sudo fuse
次でユーザを追加
# visudo
 hoge ALL=(ALL) ALL
ユーザがマウントできるようにしておく。
# adduser hoge fuse
ユーザの設定、sshのキーを作成
$ ssh-keygen -t rsa
$ cp ~/.ssh/id_rsa.pud ~/.ssh/authorized_keys
$ chmod 600 ~/.ssh/authorized_keys
プライベート キー(~/.ssh/id_rsa)をクライアント マシンに移動。
クライアントからの接続は次のように、
$ ssh -i id_rsa hoge@192.168.2.20
■ 終わり
これでリモートから操作できるようになった。
ディスプレイ、キーボード、マウスを外して、
電源とethernetのみとする。

mozc on wheezy

VAIO P (VPCP11ALJ) でwheezyを使う環境を構築中。
■mozc(google 日本語入力)を使うの巻
wheezyではmozcがパッケージになっているが、
apt-get install しても知りませんと言われた。
調べてみると [ non-free ] だった。
パッケージ: ibus-mozc (1.2.831.102-1) [non-free] @debian
リポジトリにnon-freeを追加
deb http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Debian/ wheezy main non-free
deb-src http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Debian/ wheezy main non-free
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install ibus-mozc mozc-server mozc-utils-gui scim-mozc
これでmozcを設定すれば使えるようになるが、
gnome-terminalでの文字入力がおかしくなる。
これは次で解決できた。
$ sudo aptitude install ibus-gtk3
ついでに、
「エディタでカーソルキーを使うとエディタ上ではなくMonoDevelop上のコントロールの移動になってしまう。」
MonoDevelop + iBus
のバグも直っている。
参考:ibus でmozc を使う(2011.08.26)
http://beam.kisarazu.ac.jp/~saito/linux/app/app.html#ibus-mozc

iPhone 3GSはまだ大丈夫?

昨夜は鍋、ちょっと早い気もするが。

朝起きたら、 アップル、iOS 5提供開始。無線LAN同期など機能強化 @AV Watch
だったのでアップデートしてみた。
色々と機能が増えてますねぇ。
順次試してみます。
一つ気が付いたのは、「ミュージック(iPod)」のカバーアート。
解像度が高くなったのかな?
画像によってジャギーっぽい。
また、カバーフローがちょっと重くなった。
大したことではないですが、
こうやって3GSから4S, 5へと移行を促すのですね。
ところでジョブズ氏残念でしたね、まだ若いのに。
でもAppleに求められるものは、ジョブズ氏の遺伝子ではなくて、
「彼を超える・新しい価値感を創り続けること」だと思うのですが。

iPhoneの眼

「iPhone 5 が出なかった」Appleの発表ですが、
iPhone 4S が意外に良さそうですね、
主にカメラ的な意味で。
iPhone 4Sの目玉―新カメラを解剖する @TechCrunch Japan
最近はデジタルカメラを使うことも少なくなり、
なにかとiPhone(ケータイ)ですませています。
食べ物の写真を撮ることが多いのですが、
ちょっと青みが強く、いまいち美味しそうにならない。
写メが直にブログに載るようにしてますが、
自動でレタッチすると「いやらしく」なりそうでヤな感じ。
普通に素直な写真が撮れたらいいんですが。
# それが一番難しいと思うが。
ケースやドック アダプターも揃っているので、
iPhone 5を待たずに 4S にしてもいいかな?
Siri の日本語対応もまだ先だしね。

Fedora 15


Fedora 15も新マシンにインストールしてみた。
こちらはgnome-shellがデフォルトになってますね。
gnome-shellが目的なら、Fedoraがいいかも。

Cannot reflesh screen on RDP or VNC

Ubuntu 11.10 beta2 をサーバにしてRemote Desktop, or VNCしてみた。
するとスクリーンは表示され、操作も問題ないが、
リモートの画像が更新されない。
ネットで調べてみると、次とか。
リモート・デスクトップ(vino)の動作について
視覚効果とかcompiz周りが原因らしい?
しかし11.10 beta2のシステム メニューでは視覚効果を止めるスイッチがない?
さて、gnome-shellをインストールした状態で、
ログイン時の選択肢は次の5つになっている。
・GNOME
・GNOME Classic
・GNOME Classic (No effetcs)
・Ubuntu
・Ubuntu 2D
一番上のGNOMEがgnome-shell(gnome3)だ。
順に試してみると、次の2つでは問題なく画面が更新された。
・GNOME Classic (No effetcs)
・Ubuntu 2D
とりあえず、これで遊んでみる予定。
はぁ、サーバにGUIを入れると面倒だなぁ。