橋本紡フェア その2

ひかりをすくう
橋本 紡著
出版 : 光文社
サイズ : 16cm / 277p
ISBN : 978-4-334-74598-1
発行年月 : 2009.6
利用対象 : 一般

男女二人(夫婦?)が都会から田舎に引越ししてきて、二人で仕事せずに暮らしている。
ところから始まる物語。
ゆっくり解きほぐされるお話と、人間関係、
時には逃げることも必要、とはいえ、簡単ではないけれど。
「水を両手のひらですくう」ように「ひかりをすくう」というタイトルなのかな?

毛布おばけと金曜日の階段
橋本 紡著
出版 : メディアワークス
発売 : 角川書店
サイズ : 15cm / 287p
ISBN : 4-8402-2251-7
発行年月 : 2002.12
利用対象 : 中学生 高校生 一般

タイトルのまんま、といえばその通り。
それをどう捉えるか、どう接するか、どう折り合いをつけるか。
世の中、ままならないことばかり。
自分もいつまでも傍観者でいられるわけではなく、
被害者になり、加害者になり、それらのしがらみの中で生きていく。
普通に生きていくって、なんてバカで、素晴らしいんだろう。

今日マチ子さん(表紙)フェア

吉野北高校図書委員会 1吉野北高校図書委員会 2吉野北高校図書委員会 3
山本 渚 著
このシリーズで私は(挿絵の)今日マチ子さんを知り、
「第1回 今日マチ子さんフェア」(私的)を開きました。
しかし、最近本屋さんへ行くと、今日マチ子さんの表紙が多い。
ついつい手に取ってしまいます。
緊縮財政続行で文庫本以外はできるだけ買わない方針なので、
買ってはないんですが…
ちょっと目についただけでも、
赤川次郎/愛情物語近藤史恵/あなたに贈るX西田俊也/世界でいちばん淋しい遊園地青山こはる/貝殻チェリー
やっぱり、ついつい手に取ってしまう。

このところ

ハーレムはイヤッ!!
水鏡 希人著
出版 : アスキー・メディアワークス
発売 : 角川グループパブリッシング
サイズ : 15cm / 371p
ISBN : 978-4-04-868974-8
発行年月 : 2010.10
利用対象 : 中学生 高校生 一般
ナナナバニ・ガーデン
須藤 真澄
出版 : 講談社
ISBN : 978-4-06-375982-2
発行年月 : 2010.10
木曜日のフルット 1
石黒 正数
出版 : 秋田書店
ISBN : 978-4-253-21610-4
発行年月 : 2010.10
スケッチブック 7
小箱 とたん
出版 : マッグガーデン
ISBN : 978-4-86127-776-4
発行年月 : 2010.10
猫物語 (白)
西尾 維新
出版 : 講談社
サイズ : 19cm / 291p
ISBN : 978-4-06-283758-3
発行年月 : 2010.10
利用対象 : 一般

順不同ですが。
なんで「木曜日」かと思ったら、チャンピオンの発売日なんですね。
「ナナナバニ・ガーデン」は表題作から、
バナナワニではないところがミソなんですが。
西尾維新さんはAmazonでも殿堂入りだとか、
まさにとどまるところを知らないですね。
100 < 150 < 200 < 猫 < ? 感想も順不同。

もっと、ゆりゆりしてください

この靴しりませんか?
水谷 フーカ
出版 : 芳文社
ISBN : 978-4-8322-7951-3
発行年月 : 2010.10

タイトルと表紙の雰囲気で買って読んでみました。
後書きを読んで、「おおっ、これは百合か」と初めて気がついたという…
それだけ自然な人間関係というか、
普通に良いお話でした。
「お前らなんぞに、千穂はやらん!!!」が私的にはツボでした。
すごい男前(ゆりなのに)。
そんな、普通の人にお勧めなマンがです。

うのはな3姉妹 1
水谷 フーカ
出版 : 芳文社
ISBN : 978-4-8322-6901-9
発行年月 : 2010.10

こちらはオビの「朝ドラ風 4コマ」につられて。
なんだか、最近のこういうかしまし系は、
担当が決まっているんですかね?
一見ほのぼのお姉さん実は怖い(腹黒)系とか?
ほのぼの素直天然ボケ倒し系とか?
作者のページ → 猫街

橋本紡フェア その1

猫泥棒と木曜日のキッチン
出版 : 新潮社
サイズ : 16cm / 220p
ISBN : 978-4-10-135182-7
発行年月 : 2008.12
利用対象 : 一般

これを読んでいる間に、
部屋の外で若猫がカラスに追っかけられてたり、
会社に、カラスにつつかれ息絶えだえの子猫がきたり、
色々あって、なんだがちょっと感情が揺れました。
私の部屋はペットを買うことができず、
2時間おきミルクをあげることもできないので、
会社にきた子猫は、顔を見ることもできませんでした。
へこむなぁ。

空色ヒッチハイカー
出版 : 新潮社
サイズ : 16cm / 345p
ISBN : 978-4-10-135183-4
発行年月 : 2009.8
利用対象 : 一般

どちらかといえば、
親が子を見やるような視点で、読んでました。
さもありなん、な場面も多いですが、
私は青春を満喫した方ではないので、羨ましいこと多く。
でも、走ってる時には分からない、
後になって振り返って初めて気づくことも多いですよね。
ていうか、私はそればっかだなぁ。

この想いが消えないうちに

今日は頭痛で会社を休みました。
このところ、また頭痛がぶり返してきた様子。
ちょっと心配なので、予約より早めに病院へ行こうと思います。
いつも通りに起きたけど、
お昼過ぎまでずっと横になってました。
夕方に、少し楽になったので、読みかけの本を読みました。
疲れ気味の心持ちが、お話の内容に合っているように思いました。

流れ星が消えないうちに
橋本 紡著
出版 : 新潮社
サイズ : 16cm / 343p
ISBN : 978-4-10-135181-0
発行年月 : 2008.7

後書きを読んで、合点がいったのですが、
私もこの小説を恋愛物としては読んでいませんでした。
それが何だろう、とずっと考えていました。
読み始めて一月くらいたってましたね。
「半分の月がのぼる空」を読んだときもそんな感じだった。
というわけで(?)、橋本さんの作品をこれから読んでみようと思います。
とりあえず、今年中に10冊くらい?

ノートの中から、焼きたてのサンマが

ファンタジーも真っ青になるのが現実ですね (笑

夕焼けロケットペンシル 1
あさの ゆきこ
出版 : メディアファクトリー
ISBN : 978-4-8401-3369-2
発行年月 : 2010.9

オビの「柳原 望、共感」につられて買ったけど、
予想以上に面白かった。
もちろんマンガなんだけど、
細かい要素はどこにでもある至極普通なんですね。
片思いだったり、空回りだったり、一人芝居だったり。
生きてれば全てが丸く収まることなんてそうそう無いけど、
でも悪いことばかりじゃない。
あ、本編は楽しく読めるので、
是非読んでほしいマンガです。

秋の時代

カブのイサキ 3
芦奈野 ひとし
出版 : 講談社
ISBN : 978-4-06-310694-7
発行年月 : 2010.9

まぁ関係ないのですが、このマンガに出てくる「シロ」さんが色っぽいです。
このお話の舞台は「地面が10倍に広がった世界」です。
でも、3巻読んでてちょっと思ったのですが、これって、
「人類(+関連のもの)が小さくなった世界」
なのかも。
人類は衰退しました』の妖精さん側のお話、と考えれば分かりやすいかも。
T. カイトリーによれば、「ジェントリー(リトルピープル)」は、
信仰されなくなって小さくなっていった神々だということだそうですが。
1巻から読み返してみたら無性にヤキソバを食べたくなったので、
今日のお昼はヤキソバにしました。


日日日って何て読むの?

ちーちゃんは悠久の向こう
日日日著
出版 : 角川書店
発売 : 角川グループパブリッシング
サイズ : 15cm / 201p
ISBN : 978-4-04-481014-6
発行年月 : 2010.6
利用対象 : 一般

普通ならダウナー系なんだろうけど、
割に普通に読めました。

例えそれが現実逃避だとしても

クラバート
オトフリート=プロイスラー作
ヘルベルト=ホルツィング絵
中村 浩三訳
出版 : 偕成社
サイズ : 20cm / 383p
ISBN : 978-4-03-726110-8
発行年月 : 1986.2

いつだったか、どこかでこのタイトルを知り、
いつか読もうと思ってたら、近くの本屋で見つけました。
先週末に買ってから読み始めるまでに一週間かかりましたが。
とよ田 みのる 「友達100人できるかな 2」で見たんだった。
できれば、小学生のころに読みたかったなぁ。
その頃の私はSF一辺倒でファンタジーは読んでなかったけど。
「TISTA」がらみで一週間ほどちょっとテンション低かった、
読み終えたら少し持ち直した感じです。
でも、考えてみれば「うつ」になる前、小さい頃から、
本読んでテンション上がったり下がったり普通にしてましたね。
あ、この作者は「大泥棒ホッツェンプロッツ」の人だった。