海に至る道

自転車を整備して,ナラシ運転.
自転車のナラシと,体のナラシです.
海へ行ってきました.
梅雨の晴れ間の海は,釣り人がいっぱいです.
今年初めて,海に触ってきました.
やっぱり塩っからかった.
今日の再読
「そばっかす」きくち正太.
柔道っす.
そば屋っす.
やはり熱いっす.

BS漫画夜話

「忍法武芸帳(?) -白土三平」と「ここだけのふたり -?」を見ました.
白土三平は「カムイ伝」とか,色々と読んだ記憶があります.
手塚治虫のようなエロチックな線が好きでした.
(IME2000では”治虫”が変換できますね.ちょっと驚き)
「ここだけのふたり」の回で言われていた”暗黒面”や”ダークサイド”っていうのは,まさしくマザーグースのソレですよね.
一見して”かわいい”ものの後ろに見え隠れしている恐ろしさ,残酷さ,昔話や御伽噺の持っている不気味さそのものです.
私は,「ここだけのふたり」の”暗黒面”を(それとは意識しなくても)感じている読者はけっこう多いのではないかと思っています.
また,最近の「本当は恐ろしい…」のブーム(?)を照らし合わせて,私が/人が”そういうもの”に惹かれるのは何故かということをちょっと考えてみました.
“暗黒面”って何を指すのか,という重要な問いもあるのですが,ここでは置いておきます.
先ず最初に思いついたのが,「共感」です.
人は集団生活において,言うべきではない考えるべきではないこととして隠され抑圧された感情を多かれ少なかれ持っています.
しかし,多くの人はまっとうな社会人として振舞うために,その感情を内面に隠していますから,他人のそういった感情を目にする機会はあまりありません.
ここで,理性的には理解していても,”自分のこういう感情は異常なのではないか”という不安は消えないようの思うのです.
そこで,他人もそれを持っていることを確かめるために,そういうものに引かれていくことがあるのではないでしょうか.
「共感」を通して安心するか,人間とはこういうものだと達観するかは人それぞれだと思いますが.
続きはまた.
読んだもの
ワダツミ vol.2琴義弓介.
琴義さんの線が好きなんですが,もうちょっと抑えたらなお良いと思う,
というより自分好み?
久しぶりの快楽天で道満清明さんのマンガを読みました.
この人の線も好き.
ってすっかり忘れていたのですが.
思い出しついでに,線が好きといえば,いずな よしつねさん.
「Inner Front」を見てファンになりました.
と言ってもちゃんとしたいずなさんのマンガを読んでない.
というか,単行本は出ているのでしょうか?
最近では「フリクリ」で拝見.

(無題)

読んだ本
バイオーム -深緑の魔女 伊東京一
またまたOKAMAさんの絵につられて.
感想ではないですが,これを読んでいて,すんなりと入っている自分を見つけました.
普段はスレまくって,なかなか感情移入できない自分なのですが,ちょっとした発見です.
「感想」はもう一度読んでから書いてみます.
読んでる本
ふわふわの泉 野尻抱介
相変わらず,勢いがいいですね.
もちろん,それだけではないのですが.
PC/Mac関係
Takky化
Takky化完了しました.
とりあえず,VGA化し,68LC040/40MHzが載り,TVが見られるようになりました.
残りはPCI用電源です,これをつければAlchemy/Gazelleが載せられます.
これで,Performa 275には戻らなくなってしまいました.

君はエプロンをしてスクランブルド エッグを作る.

連休に友達のところで「逮捕」の新TVシリーズを見たので,久しぶりに「逮捕」OVA(そいえばDVDを持っていたのです)を見たのが約2週間前でした.
それを見て気が付いたこと,「カラクラって逮捕のトゥデイなのね」.
いや,かわいいコンパクトなボディ(筐体)にオーバースペックなエンジン(ロジックボード)を載っける,なんてソノママじゃないですか.
とするとやっぱりG3/G4カードはニトロなのか?
ではMacOS Xは夏美なのか?
# 破壊的で大飯喰い.:-p
TVで見た スティーブン キング
途中から見たのでタイトルは分からないのですが,昨日NHKでやってました.
実は先月からキングの「ドラゴンの眼」を読んでいるのですが,キングを読むのは初めてです.
そんなわけで,ちょっと興味があったのでした.
感想としては,面白い話題ではあったのですが,糸井重里と鈴木光司の話が噛合ってない.
鈴木光司は以前にもNHKの本の番組で見たのですが,話はあまりうまくありませんね.
表現が感性的で,理論的な展開をしてくれない.
それに,糸井重里も「鈴木光司が苦手/嫌い(?)」的なオーラを出してるような気が.
# 単に話を膨らませる気がない?
いまいちな点でした.
なお,敬称は略させていただきました.
PC/Mac関係 どのOSがいい?
最近,MysticにいろいろなバージョンのMacOSを載せては使用感を試験中です.
現在はMacOS 7.5.5を入れています.
MacOS 7.5.3 リリース2をCDからインストールし,Apple Talkで繋がってから7.5.5へアップデート.
しばらくは試験運用です.

Performa 275で遊ぶ毎日.

PC 関係
用もないのに,1日1回はカラクラの電源を入れています.
このカラクラは日焼けしておらず,外見もすごくきれいです.
若干の傷はありますが,美品だと思います.
前の持ち主がよほど大切に使っていたか,押入れでずっと眠っていたかのどちらかでしょう.
とりあえず分解してみます(笑).
リアハウジングを外してみると,中身もきれいです.
最初に買ったPerforma 550とは比べ物になりません.
特に,ブラウン管周りは埃もほとんどついていません.
これは,ずっと仕舞って置かれたクチに間違いないでしょう.
こんなふうに,毎日少しずつ触っています.
読んだ物
おもちゃ箱(武井武雄画噺 2) 武井武雄 絵と文
bk1の小特集で発見.
「童話な」感じが心地よいです.

「フンヌエスト・ガーマエスト・エコエコ・ズンダラー・ラムラム王」

長い名前といえば,「寿限無,寿限無,...」が良く知られてますね.
言霊,といいましょうか,名前というのは不思議なもの.
これが長い名前となると,何なののでしょうか,名前がすでに物語になってしまいます.
「イーリャシナフ・パースピシラタ・クースピシ・リミュエリサロトカーナ」
というのが私が考えた中では一番長い名前.
もっとも,階位などを含めると「第十九代真主公家当主白皇冠紫皇冠重統主王都宮皇子大京郡太皇レルオン」とか,王族がごろごろでてきますが.
読んだ物
ラムラム王 武井武雄 絵と文
bk1の小特集で,久々に「まぁざぐぅす」的なものを発見です.
俗に言うナンセンスさが爆発です.
同氏の挿絵によるハンプティ ダンプティの本 (アン・ヘリング訳,集英社)もオススメ.

(無題)

□ 最近の見た/読んだ/聴いたもの
「トップをねらえ! 3」DVD,
「ターミネータ」TV,
「PSOのCM」on Web,
「キャッツ ワールド 2」OKAMA,
「ラブひな 11」赤松健,
「In Yer Memory」
…何をしても手につかず,公私とも絶不調
探し物見つからず,1日半探すも.

4月の陽気

□ 思い出したこと
「思い出エマノン」 のエマノンは40億年の記憶を持っています.
ふと思い出したのですが,私も以前に「5億年の歴史を内包する」人を考えたことがありました.
話はこうです.
時間に取り残された人々の一団がとある惑星にたどり着きます.
そこで彼らは,先住民に出会います.
それは,人によく似た,しかし大きな翼と尻尾を持った”竜人族”の末裔でした.
竜人族は,個人の記憶を遺伝子の隙間に焼き付け,それを代々受け継いでいきます.
そうして長い記憶の物語を紡いでいく語り部の一人,クレイオは5億年に及ぶ銀河史を語る力を持っています.
また,竜人族の話す言葉はめまぐるしく変化するため,「生まれてから死ぬまで決して同じ言葉を使わない」と言われます.
その言葉は円環状の遺伝子から発せられ,彼らには会話と音楽の区別が無いのです.
そして,人はその言葉を理解することは出来ません.
竜人族の役割は「語り部:時空を超越した存在からの案内」,「後見人:人類を導き育てる存在」,そして「壁:人類が闘い,乗り越えるべき存在」です.
この一連の物語の中で,彼らには更に悲壮な運命が用意されています.
架空叢書案内.4
「ハ-バ-ドおばの犬」
おばがその犬にコルリと名前を付けたのは,その犬がコルリ種だったからだった.
おばはそういう人だった.
ハ-バ-ドおばとコルリの織り成す一風変った日常生活のポ-トレ-ト.
言葉の音訳,といっても一概ではありません.
モービル,モビール,モバイルやローカル,ロケールや.
文化的な背景や,時代によっても変わるようです.
Corlyがコリーなら,コルリでも小瑠璃でもいいじゃないか.
ただそれだけのことなのですが.
1988 -『四十と八の物語』より

日々平穏

□ 読んだもの
「イルカの島」 A.C.Clarke,
やっぱり「SF」だなぁ.と思ってしまいました.
がしかし,私のSF観はクラークさんの影響を多大に受けているので,
「SF=クラーク作品」という安直な図式なのかも.
60年代の作品ゆえか,彼の望みか,はたまた作品としての面白みのためか,
イルカがかなり賢く描かれています.
私としては,イルカはイルカとしての知性を備えているのではないかと思います.
人と同列には測れないような.
一方では,犬と同じように家畜として,人の友達として,人間社会に組み込まれていくのかも.
その後にはD.ブリンのSFのように?
架空叢書案内.3
「スペイン袖」
学生時代に中国へ(遊びに)行ったのですが,そこで不思議な体験をしました.
ばったり出会った人が,私が以前から絵に描いていた人だったのです.
ナゼでしょう?
スペイン袖,という言葉は,そんな感覚を思い出させます.
一つの言葉が思い起させる不思議な感覚.
その感覚をふと共有した少年と少女.
出会ったときには二人はお互いの言葉を知っていた.
言葉が結ぶ人と感情の物語
1988.11.27 -『四十と八の物語』より

日々の糧

スーパーで買った小皿をじっと見る.
魚の絵が目を引きました.
□ 読んだもの
「えっちーず 5」陽気婢,
「スクール 2」OKAMA,
どちらの作家さんも永らく読ませて頂いています.
えっちだけど,えっちだから,いいのかなぁなどと思うのですが.
架空叢書案内.2
「カレンフェルト」
「自分は生まれるのが遅すぎた」と感じたことはないでしょうか.
「自分が生きるべき時代が,とうに過ぎ去っていた」と感じることが.
この物語は,最後に
「あなたは来るのが遅すぎたのだ.」
と語られるために作られた物語です.
生れる時代を間違えた者のための物語.
時を隔てた恋はどうして起こり得たのか.
その終りの姿はいったい残酷なものだったのか?
また,この物語は後の「一つ光の物語」の礎となります.
1989. 3.17 -『四十と八の物語』より