巡回図書館

今日,昼間に銀行へ寄った帰り,町内会の掲示板の中にふと眼に見ついた「巡回図書館」.今でもあるんですね.
小学生のころ,近所に隔週くらいで移動図書館(と呼ばれていた気がする)がやってきました.
今思えば,そのころから自分は本が好きだったのだなと妙な感慨があります.
移動図書館は毎回少しずつ違う書籍を載せてやってくる.
どんな新しい本が入っているか楽しみだったし,次に借りようと思っていた本がなくてがっかりしたり,色んな思いがありました.
それがどんな本だったのかは,もう忘れてしまいましたが.
おじさんと仲良くなって「この次は,こんな本を持ってきて」,とは気が弱くて言えなかったけど,たくさんの夢を運んでもらったと今更ながら感じました.
□ 読んでる本: 「音の不思議をさぐる-音楽と楽器の科学」C.テイラー,あることの参考資料として読んでますが,つくづく自分は音楽を知らないな,と思います.

書評

最近,SFその他をまとめ読み&再読してるのですが,なかなか面白い(と感じられる)作品に出会えません.
もともと選り好みの激しい性格な上,好みが偏っているし,好きなものをたどれば昔へと遡る.
行き着く先は神話と昔話.
なかなか現代(同時代)に出会えません.
ところで,最近は[朝日新聞]や[リウイチのホームページ]での書評を頼りに本を探してるんですが,良い書評って良いですね(変な言い方ですが).
だいたいにおいて,作品そのものより面白い.本を読みたいと思わせてくれる.
中学生のころ,図書館で借りた文庫本を読み終えると,巻末の小さな既刊作品紹介を見て,次は何を読もうかと考えるのが楽しかったことを,久しぶりに思い出しました.
□ 読んでる本: 「戦闘美少女の精神分析」斎藤環,”おたく”をきちんと扱ったものって,面白いですね.自分と照らし合わせてみると特に.
□ 読んだ漫画: 「クーデルカ」1,2巻,岩原裕二,「未来の恋人たち」犬上すくね