我は求め訴えたり

ではなくて,古いゴマ油が残っていたので,
廃棄するのが手間なので燃やしてみようと思ったのです.
「すす」がすごいですネ.
そして,なかなか減らないし.
(少し)昔の人たちは,ランプの火屋の手入れなんか,苦労してたんだなぁ,
とか思ったり.
ラーメンの姿をした何か
遠まわりする鴨
旅に出る
波に揺られて,小さな船は大きく揺れていた.
船はゆっくりと走り出す.
波の上をバウンドしながら,だんだんと速さを増す.
やがて,飛行艇は水面を離れた.
防音の機体を通して,
小さなエンジンはゆっくりと声をあげていった.
熱核エンジンが人の住む島へ向かないように進むため,
私達の島を望むことはできない.
眼下に見えるのは,水平線までつきることのない海だけだ.
空は,青から紺へ,そして群青へと変わっていく.
エンジンの音が低い領域から,次第に高くなり,やがて可聴域を超えたころ,
名前のない多くの色を経て,漆黒の闇が上半球を覆った.
下半球には一面の海をたたえた星.
私が生まれ育った小さな惑星がひろがっていた.
上に向かって落ちていくような錯覚が襲った.
このときのためにみつあみにした髪が目の前で浮かびあがる.
乗客は私一人.
この星は海水面が地表の95%に達する.
人口の少ない星では軌道エレベータもダイソンリングも設営されない.
だから,恒星間連絡線は惑星軌道上まで接近して,軌道上で地上往還機と接続する.
小さいころ,修学旅行で軌道へ上がったことがある.
そのときは皆で,星を眺めた,楽しい思い出だ.
今日,私はこの星を離れる.
半年の遊学,数光年先の世界へ.
お客さま御出立
先日のコウモリですが,玄関のすみっこで虫籠に静置しておきました.
しかし,やはり暖かいせいか,
昨夜になって虫籠から出て,部屋の中を飛び回ってしまいました.
コウモリは大食漢らしいので,春まで部屋で面倒をみるというのも無理そう.
そう考えて,外へ放すことにしました.
玄関の外にとめてある自転車のサドルの上へ置いておきました.
今朝,見てみるともういません.
そこらをみてもいませんから,無事に飛び立っていったのでしょう.
ただ,今日は少し寒くて,雪が降っています.
それでも例年に比べれば暖かいのですが.
春になると,またコウモリ達が夜空を飛び回るのでしょう.
この次に見るときは,今までとはちょっと違ったように見えるのかな?
季節外れのお客様
水没
http://flood.firetree.net/?ll=33.8339,129.7265&z=12&m=7
メモ:
7m海面上昇した場合の海岸線
米澤穂信 教化週間
お正月用の積ん読の半分は米澤穂信 教化週間でした.
|
氷菓 出版 : 角川書店 サイズ : 15cm / 217p ISBN : 4-04-427101-1 発行年月 : 2001.11 |
|
愚者のエンドロール 出版 : 角川書店 サイズ : 15cm / 254p ISBN : 4-04-427102-X 発行年月 : 2002.8 |
|
クドリャフカの順番 「十文字」事件 出版 : 角川書店 サイズ : 19cm / 314p ISBN : 4-04-873618-3 発行年月 : 2005.6 |
古典部シリーズですね.
私はミステリー読んでないので,元ネタはほとんど分かりませんが,
解かると面白いのかなぁ?
ホームズは,色々チャレンジして,唯一,中田耕治 訳で読むことができました.
ググってみると「虎よ! 虎よ!」とかも訳してるんですね.
クドリャフカは宇宙犬.
ライカって名前で聞いていましたが,名前ひとつとっても色々といわくがありそうです.
|
犬はどこだ 出版 : 東京創元社 サイズ : 20cm / 309p ISBN : 4-488-01718-5 発行年月 : 2005.7 |
犬つながりではないですが,
ラストがなかなかブラックというか,xxx…
一応,単行本で出ているものはあらかた読んだようです.
しばらく置いてから,アンソロジーに手を出すかも.
デリケートな唇
年末に熱いお茶で唇をやけどしたらしくって,
いま,唇がかさぶたで見苦しいことこの上ない.
お茶のんだ時は,そんなに気にならなかったんですが,
唇って一度怪我するとなかなか直りませんね.
たいしたことない内容なんですが,
このタイトルがなんとなく良かったので,載せてみました.
羊曜日
去年から,よくカルピスを飲むようになったんですよ.
5倍に希釈するアレです.
昔は濃いめにして飲むのが好きだったのですが,
最近はもっぱら薄目が好きになりました.
歳をとったなぁと思いました.
まぁ,カルピス:1,牛乳:2,水:3とかも美味しいです.








