電子書籍は相変わらず?

相変わらず日本では(?)普及の兆しをみせない電子書籍ですが。
ちょっと面白い視点があったのでメモ。
自炊が広まったほうが電子書籍は売れるようになるんじゃないかと思った話 @空気を読まない中杜カズサ
なるほど本を置くスペースが無い、と。
特に都会ではそうなのでしょうねぇ。
マンガに限らず書籍一般で、
発行部数(種?)が多くなり書店の回転サイクルが短くなり、
「あとで買う」ということが難しい。
1,2年でAmazonnの中古でも見つからない本も珍しくない。
買う本が増える理由は無くならないわけです。
もうひとつ電子書籍が普及しない理由として思いつくのは寿命です。
私は基本「買った本は捨てない」ので、
50年くらい保てば充分と考えていました。
自分が生きている間に読み返すくらいは保って欲しい。
一般的には、本の寿命が短くなっており、
「数年も保てば充分」という時代なのでしょうね。
しかし、現在の電子書籍は機器縛りの認証なので、
正直1,2年後には読めなくなる(アクセスできなくなる)危機感が大きい。
早いところ汎用な個人認証に紐付けするか、
音楽のようにDRMフリーにしないと本格的に手を出す気になれません。
それらを踏まえて、最近はちょっと考えが変わって、
「雑誌類なら今のシステムの電子書籍でも構わない」かなと思ってます。
これまで雑誌はほとんど買わなかったのですが、
消耗品として割り切ればいいのかも。
いずれにしても、新刊単行本が全て電子書籍になっても、
今のシステムなら私は手をだせない/出さないでしょう。