魅惑の腰つき

この数日はずっと腰のことを考えておりました。
いや別に変な意味ではなくて、カワウソの腰つきです。
6月頭に国立科学博物館でニホンカワウソの骨格を見てきたわけですが、筋肉の塊の上に立派な毛皮をまとったカワウソはその姿形を把握するのが(私的に)難しいです。
カワウソを観察していると、
陸上を歩く・走るときは高い腰と長い尻尾でバランスをとってひょこひょこ歩きます。
しかし、水中で高速に及ぶときには全体に棒状になり適宜に手足を伸ばして漕いだりしてます。
まるで陸上と水中とで別の生き物のようです。
あいにく人間には尻尾がないので、カワウソのように尻尾でバランスをとって走ったり、水中での優雅な泳ぎを体感することも、難しいです。
つまりは観察するにしくはないですね。
というわけで、これからもカワウソを見に行くことになります。
恐らくは一生ね。