印象は

両親と見てきました。
エミール・クラウスとベルギーの印象派 @石川県立美術館
印象派は特に好きではないので、自発的に見に行く事はありません。
今回もチケットがあったので両親について行きました。
何となく今回は、筆運びに着目して眺めてました。
まぁ、普通の油絵ならば筆で絵の具を盛った跡が見えるわけですね。
印刷物ではない本物の場合、いろんな角度から見ると立体だということが実感できるわけです。
それが本物を見に行く醍醐味の一つなのでしょう。
人が筆を使って描くという方法を取る限り、筆運びから逃れられないのでしょう。
これをうまく使った(逃れた?)のが印象派という言い方もできるのでしょう。
写実的正確さではなく、人の目に見えるモノを表現するというのは、何かmp3の圧縮理念を思い出してしまいます。
なんて最初は考えながら見ていたのですが、そのうち違和感が。
ゴッホの絵によく見られるように、波打つような筆運びの流れ(?)を用いた作品もありますね。
また、遠景は大きな筆運び、近景は小さく精密な筆運び、と距離感(?)によって使い分けていたり。
そんな風に見ていると、頭がパンクしました (w
あぁ、絵を見て考えているとキリがなくて楽しいです。
その後はアトリオ(大和)に行って、穴子とかきあげ天丼を食べました。
安芸の穴子飯たべてみたいなぁ。