カワウソについて

カワウソの魅力、を人に伝えるのが私は苦手で下手です。
それで、ちょっと遡って私がカワウソに取り憑かれた頃を探ってみました。
ー かわいた土の上を走っているとき以外のかわうその動きを表わす唯一の適切な言葉は、「あふれ出る」である。かわうそは自分の目標に向かって自分を、いわば、注ぎかけるのだ ー
Gavin Maxwell「かわうそ物語」リーダーズ ダイジェスト名著選集 より
絞るとこの文章なんだろうな。
著者の文章力も大きいと思いますが、それよりむしろ、カワウソに接する姿勢が面白かったのだと思います。
読んだ当時は挿絵の写真数枚だけでカワウソを見ていましたが、私の頭の中で勝手に膨らむ想像がカワウソをより魅力的にしていきました。
しかし、この本を読んだ20数年前には既にニホンカワウソは絶滅危惧種であり、簡単に見ることができない状況でした。
ふとしたキッカケで、一昨年に初めて生きたカワウソを見ることができました。
知らない間に、あちこちの水族館や動物園で見ることができるようになっていたのですね。
しかし、実際に見たカワウソは私の想像をはるかに超える生き物でした。
この感情をどんなふうに表現したら伝わるだろう?

Gavin Maxwell 他著
リーダーズ ダイジェスト名著選集 12
1963
[ 国会図書館サーチ ]

今月のカワウソ

ラジオを聴いていると、珍しくカワウソが出てきたのでメモしておきます。
■ ニセコイ ラジオ #3 (1月24日 配信)
突然「カワウソ」コーナーが始まる!
と思ったらゲストの花澤香菜さんが「カンソウ」をカワウソと読んでしまったらしいです。
残念ながら、カワウソについては特に触れられていません。
こちらのバックナンバーで聴けます。
http://www.nisekoi.jp/radio/
■ 高本めぐみの音めぐり♪ (2014.1.29 配信分)
獺祭 (だっさい)について触れられています。
七十二候の獺祭や、同名の日本酒などについて話をされてました。
七十二候 @wiki
獺祭の蔵元|旭酒造株式会社
このプログラムは超!A&Gで配信中。
リピート放送はありますが、現在はバックナンバーを聴く手段はないようです。

今週のあらすじ

もうそんな季節
というわけで越前松島水族館。

クゥとシズクは元気にやっておりました。
すごいイチャイチャぶりで見ているこちらが恥ずかしくなるくらい。
いい写真が撮れませんでした。
話は変わって、iPhoneの話。
中身を整理してたら調子が悪くなり、
15GBくらい”その他”にメモリが取られたので、二度ほどリセットして修復。
32GBのiPhone 4Sを使ってますが、今後のことも考えて16GB未満に抑えました。

そんな中、気が付いたらiTunes Radioが現れました。
ついに日本でもサービスが始まったのか?
と思いましたが、もちろん「…使用できません。」
iPhoneの環境が落ち着いてから再度確認したら、この画面も出てこなくなりました。

カワウソ分

補充は定期的に、ということで富山市ファミリーパークへ。

涼しくなってきて、元気に活動してます。
早く群れているユーラシア カワウソを見てみたい、

子ヤギたちも、ふれあい広場に登場!
この撮影の後、近寄ってきた子ヤギに指をしゃぶられました(w

秋のカワウソ祭

というわけでもないのですが、
天気が良かったのでカワウソに会いに富山市ファミリーパークへ行ってきました。

のんびりと午睡をしているカワウソさん。


こうして見ると、コールドスリープしているみたい?
この後、目を覚まし、小一時間ほど遊び回ってた。
日曜で親子連れも多く、珍しくカワウソが人に囲まれてる姿がみられました。

魅惑の腰つき

この数日はずっと腰のことを考えておりました。
いや別に変な意味ではなくて、カワウソの腰つきです。
6月頭に国立科学博物館でニホンカワウソの骨格を見てきたわけですが、筋肉の塊の上に立派な毛皮をまとったカワウソはその姿形を把握するのが(私的に)難しいです。
カワウソを観察していると、
陸上を歩く・走るときは高い腰と長い尻尾でバランスをとってひょこひょこ歩きます。
しかし、水中で高速に及ぶときには全体に棒状になり適宜に手足を伸ばして漕いだりしてます。
まるで陸上と水中とで別の生き物のようです。
あいにく人間には尻尾がないので、カワウソのように尻尾でバランスをとって走ったり、水中での優雅な泳ぎを体感することも、難しいです。
つまりは観察するにしくはないですね。
というわけで、これからもカワウソを見に行くことになります。
恐らくは一生ね。

木登りカワウソ

今日は雨が降って涼しかったので(昼間では)、
元気であろうカワウソを見に行きました。
今回は写真や動画を撮るよりも観察に専念、
と見ていたら、木に登るところを初めて見ましたよ!

木登り その1
雨が降っているので、ケージ前面のガラスが水滴だらけ (笑
高さ1mあまりの潅木を器用に登っていきました。

木登り その2
器用に降りていきました。

長い胴
あれ、男の子でした!
前に見た子と同じ個体だと思います。
時折隣のカワウソ ケージを気にしていました。

登られていた潅木〜。

ZIP×カワウソ?

日本テレビ ZIP!『なるほどマスカレッジ』(水曜日)にて、「カワウソの生態」が放送されるらしい、放映日は分かりませんが。
私の撮った動画も流れるかも?
http://www.youtube.com/user/miyajima383
■追記
2013. 7.17 (水) 7:30頃に放送されました。

一瞬写った越前松島水族館の動画はこれの最後の方みたい。

解説にツッコむのは野暮なので以下略 (W。

カレンのその後

ずっとニュースを追っていなかったので、久しぶりに上越市立水族博物館のページを見にいったら残念なお知らせがありました。
コツメカワウソのカレンが死亡しました @上越市立水族博物館 2013. 2.18
昨年に越前松島水族館からお引越ししたカレンちゃんですが残念ながら亡くなってしまいました。
コツメカワウソもまだまだ生態が分からないところが多いらしいので、繁殖も難しいのでしょう。
デビューしました 2012. 5. 3
十五で姐やは嫁に行き 2012. 5. 1

ケージの中では

昨日は七夕でしたね。
空は曇り模様でしたが、地上ではいかに?
ということで今日も越前松嶋水族館です。

あいかわらず塩ビのオモチャはお気に入りのようです。
この暑さの中、彼らは冷暖房完備の環境で元気。
あれ、新入りのクゥ(♂)のケージが閉じられています?
キーパーさんに訊いたところ、お嫁さんも新たにきて繁殖に入っているそうです。
人に見られないところで…
まだオメデタも何も兆候がないそうですが、
ここから一族が増えるとよいですね。
やっぱりカワウソは群れているのが見ていて楽しいです。