こんにちは!動物の赤ちゃん☆夏「水族館の”カワイイ”大集合」 @NHK
カワウソの赤ちゃんは最初の宮島水族館のコツメと、
最後のアクアマリンふくしまのユーラシアのチラッとだけ。
公式:
宮島水族館 – みやじマリン
アクアマリンふくしま
涼気分、スーパー編
カワウソにフラれて…
くそ暑いので富山市ファミリーパークに行きました。
野外だけど、呉羽丘陵の風はちょっとだけ涼しかった。
でも、カワウソのゆっちーはずっと巣穴の中で寝ているようで、
2時間弱見てたけど、とうとう姿を見られませんでした (哀
朝ごはんの残りだろうドジョウが一尾、池の底でのたりと泳いでいた。
ひと月ほど前は、暑くても時々水の中に入ってたけど、
この暑さは動物でも厳しいよね。
哺乳類はほとんど寝てました (笑
夏の夜間開園のTV取材がきてたけど、早朝開園もやって欲しいな。
ということで、
いつも見て回っているコースの写真を載せます。
水を浴びて元気なリンちゃん:ツキノワグマ
生まれたて!
シマウマの赤ちゃん
さて、カワウソはどこに潜んでいるでしょう?
(巣穴の中なので写ってません)
タヌキの赤ちゃん
この暑さでも元気だったけど、
しばらくして見に行ったらやっぱり寝ていた。
遅咲きの山アジサイ
カナヘビ
けっこう立派な尻尾をお持ち。
蒼天
ブタさん
鼻で土を掘って、湿った涼しい場所を作ってから横になった。
ヌケガラ
カワウソ舎の隣の壁画
今まで気が付かなかったよ!
カナヘビどアップ
何トンボ?
アキアカネより一回り小さいくらい。
オニヤンマやシオカラもいたよ。
コツメカワウソは冷房完備なので暑夏でも元気、
残りの夏は、のとじま水族館と越中松島水族館で我慢しよう。
文芸的側面:アイヌ編
カワウソはアイヌ語ではエサマン(esaman)。
○カワウソは働き者で立派な外套を着て裕福に暮らしていた。
他方、キツネはなまけ者でボロ外套を着て、いつも他のものを盗んだりして嫌われていた。
この比較はカワウソやキツネの外見をよく表していて面白い。
カワウソは水に入り捕食するため、毛皮が痛むことは死にもつながる。
一方、映像でみるかぎりキタキツネは、季節によってかなりボサボサな感じだ。
実際に明治以降のカワウソ毛皮の輸出は幾許かの富をもたらしたのだろうが、
それがカワウソに還元されることはなかった。
「毛皮は、その持ち主が着ているのが一番美しい」
と言われるようになるのは、合成繊維など代用品が普及してからだろう。
○カワウソは頭がつぶれていて物忘れが激しい。
よく物忘れをする者を「あいつはカワウソだ」といい、
要領を得ない伝言や復命を「カワウソの使い走り」などという。
これも頭骨が扁平なカワウソの特徴そのものだ。
ただ、カワウソの習性や生態との関係はどうだろう?
水族館や動物園のカワウソは成獣でも、よく小石などで遊ぶが、
寝るときにはケロッと忘れてほっぽり出してしまう。
野生の場合にも似たような事があったのかもしれない。
○ちなみにラッコは好色と見られていたらしく(艶笑譚に出てくる)、
ラッコの毛を撫でるとその方へなびいたままになっているので、
誰にでもなびく浮気な女を「あいつはラッコだ」といったとそうだ。
■参考文献
![]() |
更科源蔵 アイヌ文学の生活誌 [ honto / amazon / 国会図書館サーチ ] |
高校時代に読んだ本。
スズメの神謡が好きでノートに書き写していた覚えがある。
![]() |
知里幸恵 編訳 アイヌ神謡集 [ honto / amazon / 国会図書館サーチ ] |
![]() |
知里真志保 編訳 アイヌ民譚集 [ amazon / 国会図書館サーチ ] |
解剖学的に
ニホンカワウソの頭骨 @日本のけものたち
国立科学博物館所蔵のニホンカワウソの骨格標本の画像が見られます。
全身の画像もあり。
のたのた歩くように見えるカワウソですが、改めて骨格を見ると筋肉質だと判りますねぇ。
※ユーラシアカワウソとニホンカワウソとの差異は明確ではありませんが。