近頃の21世紀美術館

■「藤城清治 光と影のファンタジー
小さい頃からNHK教育TVでよく見ていたあの「影絵」です。
母といっしょに見に行きました。
展示されている作品数も多く、見応えがあり、
「毎年やってくれたらいいのに」
と母と話していました。
ちょうどサイン会の日でもあり、藤城さんも来ていました。
■「Open Sky Project
お盆に友達と行ってきました。
いわゆるメーヴェを作って飛ぼうというアレです。



展示してある機体はまだグライダーでしたが、
VTRではジェットエンジンを積んで滑走していました。
しばらくしたら、実際の飛行・滑空するようです。
でも、じゃじゃ馬だろうなぁ。
飛ばしたいけど。
うわぁ、(体重50Kg程度を想定)だって。
OpenSky ホームページ

たまには目に良いものを

「栄光のルネサンスから華麗なロココ展」を見てきたわけなんですが、
ちょっと気になった点がありました。
絵を展示している「高さ」なんですけど。
総じて絵の中心が人の視点の高さ(160cmくらい?)になっているのですが、
見ていると、ちょっと違和感がある。
で、しゃがんで見ると治まりがいい感じ。
ここで展示されている絵画は、
時代的に「お高いもの」で、仰ぎ見るような位置に置かれるものだと思うんです。
貴族(やお金持ち)のお屋敷のホールや廊下に掲げられているような。
なので、下から見上げるように描かれていると思うんですよ。
途中からは、しゃがんで見てました。
とはいえ、視点の高さにあることで、
近寄って筆遣いとかよく見ることができるのですけどね。
何はともあれ眼福でした。

金城管弦楽団


中庭

金沢市立図書館,石川県立図書館でちょっと調べ物.
図書館員の皆さんのおかげで色々判りました.
ていうか,予想していた以上の成果がありました!
私の父方の祖父のことを調べてきました.
私が生まれるずっと以前に祖父は亡くなっているので顔を見たこともなく,
色々事情があって,写真も遺影以外は見たこともありません.
昭和5年ころ,金沢にNHK放送局(当時はラジオ)が開局した頃に,
民間のオーケストラに参加していたらしい,と聞いていたので,
そこを切口に調べてもらいました.
結果から言うと,なんと祖父の写った写真が見つかりました!

見つけた

「石川県音楽史」という資料でした.
キャプションでは上段左から2番目が「宮島」とありますが,
上段右から2番目が恐らく私の祖父です.
祖父については,これ以上なにも分かりませんでした.
このオーケストラは「金城管弦楽団」という名前でした.
「金城管弦楽団」についてはいくつか資料があったので大筋をみてみると,
明治41(1908)年に石川師範学校に赴任した大西安世という方が,金沢での洋楽普及の祖らしいです.
この年,祖父は誕生しています.
ちなみに甥っこの小学校校歌の作曲者でした.
明治43(1910)年に大西さんを中心に「金沢音楽会」が設立されました.
大正元(1912)年に金沢音楽会は「鳳雛会音楽部」となり,オーケストラが結成されました.
大正6(1917)年に鳳雛会音楽部は「金城音楽研究会」となる.
その後,大西さんの門下生の筒井彦太郎,金剛信義,篠原秀一という三人の方がヴァイオリン教室を開きました.
祖父はヴァイオリンを独学したと聞いていますが,この方たちからも習ったのかもしれません.
昭和初期に「金城団」というのは金沢の社交団体があり,講演・庭球・野球・スキー部などがあったそうです.
金城音楽研究会が金城団に合流し(?)「金城管弦楽団」になったようです.
この時期については,明確な記述がなくはっきりしません.
祖父が「金城管弦楽団」に所属した経緯や期間については,何も分かりませんでした.
また,同時期に「金沢キネマ音楽団」という,映画館で伴奏していた楽士の混成舞台による楽団がありました.
昭和7年に金沢で行われた産業博覧会で「金城管弦楽団」と合同演奏したそうです.
金沢キネマ音楽団からも金城管弦楽団へ参加した方があったようです.
その後は戦争が近づくにつれ,金城団は自然消滅・解散状態になったそうです.
祖父も戦争中は大阪・上海に赴任していたので,その頃には楽団には参加できていないはず.
昭和21(1946)年,戦後すぐに「金沢交響楽団」が結成されましたが,
祖父は戦後をほとんど病床で過ごし,昭和27(1951)年永眠しました.

世界を包め(命令口調)

21世紀美術館でやってました.
金沢の包み紙展
おもいっきりローカルです(笑.
「うつのみや」や「北国書林」(いずれも書店)のみならず,
「大和(アトリオ)」「名鉄丸越(エムザ)」など,懐かしいのが目白押しでした.
まだしばらく展示しているようなので,
今度は親を連れてってみようかな?

紙芝居見てきました.

土曜日の夕方は,「怪獣と20世紀の夢」唐沢センセの講演.
「下町の幻想世界」と題して,紙芝居口演がありました.
今回は両親を誘って見てきましたが,昔の紙芝居と同じように楽しんでくれたようです.
私は紙芝居はもちろん初めてですが,面白かったですよ.
お題は「原子怪物ガニラ」.
内容は推して知るべし,
ていうか,タイトルから想像されるそのままでした(笑.
毎週楽しみで,引っ張って,引っ張って.
話はなかなか進まないし,人気が出ると話が延々と続いていく.
私たちの世代で言えば,少年ジャンプの看板マンガですね.
# 私自身は週刊マンガ誌はあまり読んでなかったのですが.
そう考えれば,今も昔も子供はあんまり変わっていないのかも.
嘆いたり,憂いていたりする親もあんまり変わっていないのかも.

中島潔の世界展

「中島潔の世界展」
金沢大和で明日までだったので,見てきました.
NHK「みんなのうた」なんかで見たおぼえがあると思います.
子供の絵は見ていて,ほほえましいというよりは,こう...
忘れかけている感覚を掘り起こされて,ちょっとドキリとします.
女性画は,正直じっと見てるとホレそうです.
今回初めて知ったのですが,源氏物語五十四帖を描いているんですね.
先日の「源氏物語絵巻」展を思い返して見られたので,興味深かったですよ.
眼福でした.

マビノギオン

ではなく,マビノギです.
時々マビノギオンだっけ,マギノビオンだっけ,どっち?
と思うこともしばしば.
閑話休題.
ネットでふらふらしていたら,
マビノギのオープニング デモ ムービーがあったので,見てみたら,
何かのスイッチが入ってしまい,マビノギの音楽がエンドレスで鳴ってます.
近所の山蓄やサン・ミュージックでもサントラが見つからず.
その代わりといっては何ですが,「千の花,千の空」を買ってきたり.
先月はDVDx2,飲み会x3と大変だったので,緊縮財政中なんですが…
マビノギのサントラもAmazonしました.

よみがえる源氏物語絵巻展

金沢ではこの11日までだったので,土曜日に見に行ってきました.
復元された絵巻物は,平成の復元だけでなく,
さまざまな復元が比較されていました.
当たり前ですが,それぞれに趣が違いますね.
技術的な解析が進んだせいか,平成の復元が一番凝っている感じでしたが,
必ずしもベストの復元ではないような気も.
まぁ,私の好みなんですが.
復元絵巻は多くの顔料で重ね描きされているので,
いろんな角度から見ると絵が違って見えてきます.
特に黒地に黒で描かれたものなどがきれいでした.
白地に白or銀もきれいですが.
ちょうど十二単の重ねのようですね.
オリジナルは展示されておらず,デジタル プリントのみでした.
こちらは,いろんな方向から見る楽しみがないのが残念.
なんか,サイズがいいですね(笑.
手にとって眺めるのに,ちょうど良いサイズだと感じました.
なおかつ,横の拡がりは無限です.
本のページを繰るのとは違って,シームレス(笑)に連続的に繋がっていきますね.
面白かったので,また機会があったら絵巻物を見てみたいです.
今度は,手にとって眺めてみたいなぁ.

洗ったあとドライヤーで適当に乾かしてそのままだから?

by Izumi Takemoto, UNAVOIDABLE RADIATION
風邪をこじらせてしまって,金曜昼から丸一日布団の中.なんか後遺症が…
日記のスクリプトにミスがあって,写真のみの日の曜日がおかしかったり.
近所にもろこし畑があって,そのとなりに今が旬とばかりに一面の向日葵.
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
かすかなる蝉噪
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
ぎゃっとのあくび
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
いちめんのひまわり
やめるはよるの太陽
いちめんのひまわり
悪気はないのです…