おばあちゃんがいったのよ, When Grandma Came, 1992
J.P.ウォルシュ 文 / 遠藤育枝 訳 / ソフィー ウィリアムズ 絵 / ブックローン出版 / 1996/10 / ISBN 4-89238-634-0
お泊りに来たおばあちゃんの語りかけを,孫娘が聞いている,といった趣向です.
ずっとおばあちゃんの語りが続きますが,独特のリズムが心地よく,なかなか娘を飽きさせません.
何かに例えながら,孫娘のことを聞かせていて,そこにはやさしさ(や,憎たらしさ)が溢れています.
そして,最後の最後に孫が答えますが,これもお決まりの言葉.
おじいちゃんやおばあちゃんが孫から一番聞きたい言葉です.
そんな,何気ないお話です.
最近の楽しみ
「欲がない」というと大げさですが,私には「もっといい生活がしたい」とか,「もっと美味しい物を食べたい」という気持ちがあまりないようです.
つまり,向上心やモノに対する執着心が欠けている.
いえ,言いたいことは「日常生活が好き」ということ.
大学生時代は毎日自炊をしていましたが,苦にはなりませんでした.
むしろ,料理を作るのがとても楽しかった覚えがあります.
今夜のメニューを考えながら,スーパーで買い物するのも,また楽しからずや.
といっても,こった料理などできません.
せいぜいがハンバーグでした. 魚をおろすのも大名おろし一本です.
ただ,簡単なものでも「作ること」が好きだったようです.
思うのですが「野菜の味」って一個々々違いますよね.
「今日は玉ねぎが苦い」「かぼちゃが皮まで甘い」とか,自分はそんなことにすごく「よろこび」を感じます.
最近,規則正しい生活をしようと考え,「朝シャワー」を「夜風呂」に変えました.
そして,「湯船で本を読む」ことを日課にしました.
友達の受け売りなのですが,たかだか20分の間に驚くほど一日の疲れがとれます.
疲労がお湯に溶けていく,といったところでしょうか.
□ 読んでる本:「エヴァンゲリオンの夢」大瀧啓裕. なかなか見つかりませんでしたが,ふと立ち寄った本屋さんで購入.
いわゆる「エヴァもの」とはちょっと距離を置いた感.
けっこうな「濃ゆい」加減が気持ちいいです(凸).
PDA
「PDA」が欲しいな,などと考えています.
以前はMobile GearII(MC-R300)を使っていたのですが,
(1) その後にPCG-C1を買ってしまった(ほぼ同サイズ).
(2) もともと,必要性はない.
ために,使用頻度が下がってしまいました.
そんなMC-R300ですが,昨年の暮れに壊れてしまうと,何かと不便なことも.
C1(Windowsマシン)にはない,「即起動」の便利さが欲しい場面も多々あるのです.
しかし,C1があるのでMC-R300サイズのPDAは要らない.
となると,キーボードのない(私の場合,即,日本語入力しない)パームサイズのPDAがいい感じ.
つまり,情報の閲覧をメインに使いましょう.
最近は(私的に)本の情報を持て余し気味なので,PDAに入れておけば,
本屋でもササッと確認でき,二度買いもなくなり,注文も簡単にできるでしょう.
いま気になっているのがソニーのCLIEです.
というか,CLIEを見て,前述のような理由をでっちあげたのですが.
でも,Rio500も一緒に持ち歩くならば,MP3プレイヤ兼用がソニーから出るのを待とうかな,なんて気も.
「携帯 + PDA + MP3プレイヤ + クレジットカード + 車の鍵 + 部屋の鍵」みたいな「モノ」が欲しいなぁ.
でも,失くすと大変そう.
□ 読んだ本:「ポチョムキン」北道正幸.北道さんは「スカタン」以来のファン.
というより「定吉」のファンかも.
この人の描くオジサンには味があります.ごはん3杯くらい,いけそう.
□ 見たもの:「ケイゾク」4~6巻(完),「ケイゾク/特別編」.残りは「ケイゾク/映画」だけど,個人的には「特別編」のほうが好きかも..
「Red Hat Linux」その2
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□ 買いだめ本:「ピニェルの振り子」野尻抱介,「冥王と獣のダンス」上遠野浩平
「Red Hat Linux」
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□ 読んだ本:「未来さん」新谷明弘.硬めな感じが私のツボ...そして,ポジティブ仮面.
□ 読む本:「文脈病」斎藤環.最近,このひとやあのひとが面白そう.
「自転車」
残暑の徒歩通勤が厳しいので,ようやっと自転車の整備を始めました.
ほぼ1年振りの整備(笑).
とりあえず,富山サイクリングセンターでタイヤx2,チュ-ブx2を買って計6,500円.
やっと交換が終わったところで,エアーポンプが不調となり,
タイヤの空気圧が上げられない.
ここまで思ったより時間がかかってしまったので,今日はこれでお終い.
□ 読んだ本:「星虫」岩本隆雄.以上
「B級映画」
前評判が散々だった「アルマゲドン」ですが,見ました.
いや,本当に酷い(笑).
なんというか,気楽に見ていたのですが,全編ツッコミを入れてしまいます.
重大事は判るけど,いきなり「NASAの職員を全員たたき起こせ」はないでしょう.
ロシアの扱われ方も酷いです.確かに現実のミールはかなり凄いことになっているようですが,宇宙飛行士があれでは,浮かんでいることもできないですよ.
しかも,燃料を積み終わると,あわれミールは木っ端微塵.
小惑星になぜか巨力な引力.なるほど,このためにボーリングのプロが必要だったのね.(笑)
「画」は金をかけたCGを使ってハデなんですよね.
というか,この「画」を見るのが目的だったのですが,それもほとんど予告ででてくるのと同じでちょっとガッカリ気味.
最近の予告はクライマックスのいいシーンの「画」を出しすぎ.
昔の「B級映画」っていうのは予算が「B級」だったと思うのですよ.
そういう意味ではアルマゲドンは立派な「A級映画」.
でも,最後に「泣け!」というシーンを持ってくるためだけのストーリでお話は意味なし.
見た目や迫力優先のため,細かい設定やディティールはテキトー.
お金をかけるところが違うんじゃないの.
なんか,変じゃないか映画業界と映画ファン?
本当にこれが売れたのか?
宣伝費をかければ売れるのか?
ファンはこんな作品を望んでいるのか?
とかいいながら,嫌いじゃないんですよねアルマゲドン.
「ゴールデン洋画劇場」とかにぴったりじゃない?という感じですよね.
結局,こういうモノが後の時代に残ったりするんです,きっと.オデュッセイアやシェイクスピアみたいに.
というのは買いかぶりすぎ?
□ 「注文中」:「未来さん」新谷明弘.ただいま期待膨らみ中です.
「カードを集めるひと」
久しぶりの友達が泊まりに来て,少しだけ遊びに行きました.
映画を見に行きましたが,さすがに夏休み,劇場はお子様連れでいっぱいでした.
さて,カードを集めるひとの映画は予想に違わずよかったです.
「お子様モード60%」くらいのシフトチェンジでしたが,素直に楽しめたと思います.
なぜか,主人公の女の子の方にシンクロしてしまう私ですが(笑).
不覚にもポロポロやってしまいました.
チャカさんの「明日へのメロディー」,最近は頭の中でエンドレス.
□ 読んだ漫画:
「神戸在住 2巻」木村 紺,「かってに改蔵 8巻」久米田 康司,「ラブひな 0巻,8巻」赤松 健
□ 聴いたCD:
「降るプラチナ」 新居 昭乃,「エスカフローネ劇場版サントラ」菅野 ようこ
「おはなし」
語り部は,魔法使いの末裔であるキャリオ.(女19才).
東の果てに育ち「あかときの杖」を受け継いだ彼女は,西の果てに眠るという「かわたれの杖」を求めて旅に出る.
北西の廃都で隠れ育ったルシルオン(男16才)は,かつて滅びた王族の忘れ形見.
一人残された彼は目的も無く旅を続ける.
それと知らず王権の証である銘剣「水の舞」を携えて
旧世界に生きる最後の竜騎兵,シシイン(男17才),イオルマイン(男17才),パシフィ(女17才).
時代の風は彼らを新世界へと追いやってしまう.
氷河期に入りつつある世界では,かつて隆盛を極めた「魔法」は残滓に過ぎず,また,そえに支えられた王権ももはや存在していなかった.
「科学」はいまだ成熟しておらず,その世界には滅びの道のみが示されているように見えた.
というのが,昔考えた(今も続いてますが),とある物語の一部です.
この物語では,多くの出会いが生まれますが,その全てがすれ違いに終わります.
そして,この物語自体が2つの時代のつなぎ目となると同時に,それらの時代のすれ違いになってしまいました.
「人々のために,世界を滅ぼそうとする者」しかし,彼は失敗してしまいます.
「人々を崩壊する世界から救おうとする者」彼らの必死の努力にも関わらず,それは果たせません.
「ただ愛する人を守ろうとする者」彼,彼女は大きな混乱に巻き込まれ,一人を守ることすら適いません
「全くの個人的な理由から結果的に世界を救った者」唯一欲したものを手に要れられないことを知った彼には,世界などどうなってもよかったのです.
改めて書いてみると,私はサドかしら,と思いました.
この物語の最後に「世界」は滅びを迎えます.
完全に消え去ってしまうわけではありませんが,それは,また別のお話です.
□ 読んだ本: 「天使は結果オーライ」野尻抱介.
「ロケットガール」を読んでから随分経ってしまいました.
やっぱり,勢いですね.
ということで今は「私と月までつきあって」を読んでます.
ちなみに「オルフェウスには命をかける価値がある!」に熱くなってしまったことは秘密です.
□ TVで見た: 「12モンキーズ」T.ギリアム監督,この監督も丸くなったなぁ,なんて昔のことは知らないくせに思いました.
いえ,「ブラジル」や「バロン」に比べてね.
でも,ブラピはまぬけ過ぎ.
bk1 のこととか,
オンラインの本屋さんbk1へ行ってみました.
でも,リアルな本屋さんと比べると,何かもの足りない感じがしたのです.
いえ,ここだけではなくて,オンラインの本屋さんって.
はたと気が付きました.
本の中身が読めない(見れない)のですね(笑).
もちろん,良い書評はウレシイのですが,それを頼りに,本屋さんで中身を確かめて買う,というのが一般的ではないでしょうか.
恐らく,著作権が問題になるのでしょうが,オンラインの本屋さんでも,2~3ページくらい中身が読めると,すっごく良いと思うのです.
だって,CDだってmp3なんかで視聴できるところもありますよね.
□ 古本屋で買ったマンガ: 「西岸良平 名作集2」西岸良平,やっぱり良いです.
はぁ~.ため息がでるくらい.
中学生の頃ハマッテ,本屋で立ち読み尽くしました.
あの絵でSFできるなんて,素晴らしすぎる.
そいえば,鎌倉物語はまだ読んでないや.