PSGIまわり小まとめ (2)

■cpanminusのDEPENDENCIES
cpanminusに必要なものをインストールする。

  • perl 5.8 or later.
  • ‘tar’ executable (bsdtar or GNU tar version 1.22 are recommended) or Archive::Tar to unpack files.
  • C compiler, if you want to build XS modules.
  • make
  • Module::Build (core in 5.10)

参考:miyagawa / cpanminus @GitHub
 https://github.com/miyagawa/cpanminus#readme
足りないのは3, 4番目なので、
> sudo aptitude install bin86 module-assistant build-essential
apache2 + CGIで動いているまま、
試しにme.psgiを起動してみる。
> plackup mt.psgi
HTTP::Server::PSGI: Accepting connections at http://0:5000/
(server):5000/…/mt.cgi にアクセスすると、ちゃんと管理画面が表示された。
いくらかエラーが出ているが、体感的に動作がサクサクです〜!
これまで:
PSGIまわり小まとめ (1)

PSGIまわり小まとめ (1)

nginx + PSGIとか見ていると(私が)知らない術語が出てくるので、復習もかねてまとめてみる。
CGI (Common Gateway Interface) @wiki
例えばmovabletypeはperl、squirrelmailはphpで書かれていますね。
これらは普通(クラシックには?)、apache + CGI(mod_perl, mod_php)で動いてます。
CGIの実装のバリエーションとしてFastCGIがある。
FastCGI @wiki
これをnginx + PSGIに置き換えようと最近いろいろと調べ始めました。
PSGI(Perl Web Server Gateway Interface) @wiki
mod_perlに相当する機能ですね。
インストールについて情報を探して見ると、perl moduleのインストールのコマンドとしてcpan, cpanmが使われている。
CPAN (Comprehensive Perl Archive Network) @wiki
CTANとか懐かしい。
cpanmって何だ?
cpanminus @GitHub
Perlのライブラリ管理システムなんですね。
debian 7.0(wheezy)にもパッケージがあって、
> sudo aptitude install cpanminus
でcpanmが使えるようになる。
今日はここまで。

movabletypeバージョン移行

しばらくバージョンアップをサボっていたので、苦労が蓄積されていた。
とりあえず、次の2段階でステップアップの予定。
A. 4.23から5.2.6へバージョンアップ
B. apache+CGI(mod_perl)からnginx+PSGIへ移行
このうち、A.のステップをこの数日かけてクリアした。
はまったのは5.2.6の導入で、管理画面のも本文入力欄が消えること。
一度ブログを再構築すると、入力欄が表示されなくなる。
結果、static fileディレクトリのsupportのパーミッションが原因だった。
セットアップ時に一旦777にして、ブログを更新する前に755にして上書きしないようにした。
テーマを変更したら再度調整が必要かな?
B. ステップが次の課題。
movabletypeはPSGIに対応しているが、squirrelmailの対応について調べてみないと。

Grilo plugin for Totem

Totem, Coherence, Griloについて調べてみたら、次のページが参考になった。
How to use Rygel to share video and play it back in Totem @Orchid Garden
ポイントをまとめると(意訳)
・Coherenceは古く、Griloが主流
・Totemは3.2.0以上でGriloに対応 (Debian 7.0のパッケージは3.0.1)
・Totem 3.2.0以上でも、plugin menuにGriloは表示されない、しかし使用は問題ない。
ということらしい。

iPhone 4S とジャイロ問題

これまで何度かジャイロが不調になりました。
例えば、
iPhoneでオリエンテーションが判別できない顛末 @2012. 7.23
iPodをはじめプレイヤー等のアプリではオリエンテーションを固定すれば問題ないのですが、
(私の使い方では)
カメラやPhotosynthではちょっと面倒、後で画像の縦横を手動で操作するのがねぇ。
ちょっとオススメはできないけれど、事例としてあげておきます。
今回のジャイロの不調は原因がはっきりしていました。
高さ20cmほどからiPhoneを落としたことです。
その後は例のごとく、ジャイロが不調。
コンパスも変な方向を指していました。
電源OFF、リセットや復元を試してみましたが、いずれも元に戻らず。
さて、今回の解決策は力技です。
高さ1mくらいからベッドの上に落としました。
あーら不思議、ちゃんと正常に動作するようになりました。
何ともならなければ次の機種変更まで我慢するか、最悪なら壊れて買い替えかと覚悟してましたが、
幸い無難な結果となりました。
たまたま運が良かっただけかもしれないので、マネしないようにお願いします。

ノートPCのライフサイクルの短期化への対応

ちょっと前まではPCを買って10年使うということは普通でした。
Linuxを常用している人にとっては、一昔前のスペックのマシンでも充分に活用することが可能です。
しかし、最近はちょっと情勢が変わってきた感じ。
IntelやAMDは矢継ぎ早に新しいCPU・チップセットを出してきます。
また、ネットにつなぐことが当たり前のこの時代、OSやアプリもサポートが終わると安心して使えません。
私の現在のメインマシンはVAIO type Pです。
チップセットは悪名高きGMA550 (Poulsbo)、メーカーであるIntelもドライバを更新していません。
オープン ソースのドライバをメインテナンスしていたAlan Coxも昨年に手を引いた様子。
現状では問題ないですが、サポートが無くなるのもそう遠くないかも…
という次第で、ノートPCにおいては、個人ユーザとしても、安いマシンを短期間で買い替えていく方が経済的なのかなぁと考えています。
Sonyも哲学がないようで、C1からtype Pまでずいぶんと間がありましたし、次にこのサイズのマシンが出るのは期待できないかも。
と、ここで問題になるのがUEFIのセキュアブート。
この機能が有効になっていると、特定のOSしか起動できなくなります。
セキュリティ上の懸念として、不用意にUSBからブートされマシンの中身を探られる、ことを予防するという意味では理解できます。
しかし問題となるのは、Windowsマシンを購入した後にLinuxのインストーラを起動できないこと。
Microsoftはこの件で叩かれています。
例えば
Windows 8のUEFI Secure Bootに対し、スペインの団体がEUに苦情申し立て @exciteニュース
他方、Appleはbootcampなど、他のOSをインストールできるように道を開いていますね。
Microosoftは「セキュアブートは無効にできる」と言っているようですが、ARMではこれを無効にできないなど、どうもはっきりしません。
Linux Foundation、Secure Bootが有効になったWindowsマシンでLinuxをブートさせるための「UEFI Secure Boot System」を公開 @sourceforge.jp
ここらへんも、これからのニュースを追って行かないといけませんね。

DLNA client for iPhone

Media Link Player @iTunes プレビュー
iPhone, iPod touch対応 – Media Link Player @株式会社アルファシステムズ
DLNA使ってて厄介なことの一つが、Playlistの曲順が変わってしまうこと。
みてみると、clientアプリによって変わったり変わらなかったり、
ということはclient側の問題ですね。
上記のアプリはその点でいいですね。
設定で順序を変更できます。
Settings→コンテンツ表示→ソート条件 で[なし/タイトル/日付]を選択できる。
ここで[なし]を選択すれば、serverの順番がそのまま反映できました。

DLNA Server and etc.

■MiniDLNA
http://sourceforge.net/projects/minidlna/
最近ではMediaTombよりもこちらが流行っているらしい?
MediaTombと同じ頃から使い始めてますが、いい感じ。
Debian 6にはパッケージがないので、MediaTomb並行して使用中。
> sudo aptitude install minidlna
設定は/etc/minidlna.conf
内容を見れば一目瞭然な感じ。
Webアクセスのportは8200、ただしstatus表示のみ。
■Rygel
https://live.gnome.org/Rygel
Debian 7に標準で入っているDLNA Server & etc
手軽に起動できる、細かい設定ができない?、
など、server用途というよりclient同士で共有とか、そういう感じ向けなのかな?

XMBC: DLNA client on Debian 7

探してみたらありましたDLNAクライアント。
XMBC 公式: http://xbmc.org/
Debian Wheezy の標準パッケージでした。
> sudo aptitude install xbmc
けっこうなリソースが必要です…
現在の普通のマシンでは問題ないでしょうが、VAIO type Pでは重い〜。
ISK310-Fusion ではサクサク動きます。
music, videoで動作を確認。

Debian Wheezy on ISK310-Fusion

インストール (ISK310-Fusion の場合)
■インストール
・Debian 7.0.0 amd64 netinst ISO を UNetBootIn で USBに焼いてインストール。
・ネットワークのインストールでメッセージ。
 「rtl_nic/rtl8168e-2.fw が無いので、USBに入れて挿してくれ」
 次からダウンロードして、USBメモリのrtl_nic/にrtl8168e-2.fwを配置し、マシンに挿して「はい」を選択すると、インストールが続行された。
  http://packages.debian.org/squeeze-backports/firmware-realtek
再起動後、Gnome3の起動に失敗する。
dmesg見るとfirmware-linux-nonfreeが必要たら云々。
…[drm:radeon_pci_probe] *ERROR* radeon kernel modesetting for R600 or later requires firmware-linux-nonfree.
ということでfirmware-linux-nonfreeをインストールする。
apt-lineに追記して…
deb http://…/debian/ wheezy main contrib non-free
# sudo apt-get update
# sudo aptitude install firmware-linux-nonfree
ついでに上述のfirmware-realtekも入れておく。
# sudo aptitude install firmware-realtek
再び再起動すると、Gnome3が起動してくれる。
とりあえず正常に動いているようだ。